万華鏡が誕生して来年で200年（スコットランドの科学者ディビッド・ブルースターが1816年に実験の過程で再発見、1819年に日本に輸入される）。
元々は子供の玩具として作られていましたが、近年では芸術的な価値も高く、日本人万華鏡作家は世界でも高い評価を受けているそうです。



①　山見浩司 



山見さんは25歳でサンタモニカ大学デザイン科に留学。
そこで芸術作品としての万華鏡に魅了されました。


 
上半身裸でローラースケート。
いかにも80年代のカリフォルニアです。 

山見さんは帰国後独学で万華鏡を勉強し、1996年に日本人として初めて世界大会に作品を出品。
2001年には最優秀賞を受賞しました。

山見さんの作品はステンドグラスを巧みに取り入れているのが特徴。





そして、山見さんが最も大事にしているテーマは宇宙。
小さな万華鏡の世界の中に、無限の宇宙を表現することを目指しているそうです。 

20年で2000点以上製作してきた山見さんの作品の中でも、最高傑作と 自負する作品はこちら。



中を覗くと、宇宙の世界が広がります。

　

2枚の円盤を回すことによって、色や形が微妙に変化します。
同じ模様が現れる確率は、計算上では4600億年後だそうです。


 
 お値段を聞くと、
山見「これは…えぇ～だい…大体100万」
ビジネスはあまりお得意ではないようですｗ 

 

②　細野朝士（ともお）

この作家さんを一言で言えば、”業界№1のヒットメーカー”。



なので、自宅は万華鏡御殿。



早速万華鏡を見せてもらいます。
一見スナイパーの武器のよう。



細野さんの万華鏡（テレイドスコープ）は風景を取りこむタイプ。



先端についている水晶が風景を模様に変えてしまいます。



一般的なテレイドスコープと比較すると、同じ木を見てもこの違い。


 
咲いている花を見ると、こんな感じ。
光の当たり具合で、色彩はどんどん変化します。


 
番組ADを見てみると、



顔が模様になっています。


 続きを読む

タグ ：

#怒り新党

#7月29日

#新3大

#万華鏡

#山見浩司

#細野朝士

#中里保子

#テレイドスコープ