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ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:5月9日





「フォントの世界」の案内人は3000種以上のフォントを見分ける絶対フォント感の持ち主、須藤雄生(ゆう)さん(37)。

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まずは日本で使われている2大フォント、明朝体とゴシック体について。

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明朝体:とめ・はね・はらいなどを表現
ゴシック体:文字幅が均一

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マツコさんはゲイ雑誌の編集者をしていたので、そこそこフォントは知っている。

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「マツコの知らない世界」でメインに使われているフォントは「くろかね」。
くろかね:力強さと優しさを兼ね備えたポップな書体。

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マツコは「マツコの知らない世界」を見ていないw

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たいへん重要なテーマ。

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くろかねのフォントはかわいらしいイメージだが、極太明朝体は警察24時的な緊迫したイメージになる。

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商品のパッケージのフォントは売り上げに直結する。

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チョコレート菓子のブラックサンダーは最初はアルファベット表記だった。

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2003年にウインZ系のカタカナに変更。
知名度が一気に上がり、売り上げが43倍に。

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アイスクリームのMOWは2015年に丸みを帯びた書体から高級感あふれるセリフ系の書体に変更。
大人層にも人気となり、売り上げがV字回復。

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絶対フォント感を持つ数学教師の謎

こちらが須藤さんのプロフィール。

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プロフィールのフォントもいつもとは違う。
今回は須藤さん好みのフォントを使う。

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「そ」に3パターンあることに違和感?

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右側の「そ」はアウトローな「そ」だと思った須藤少年w

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悪徳の匂いがする「そ」w

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高校生になると「そ」に加えて「3」で悩み始めるw
「3」がうまく書けない。

マツコが書いた数字。
”みのりやまと”の書体に近い。
みのりやまと:稲穂が実るようなイメージの柔らかいフォント。

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須藤さんは満足できる「3」が書けるのは数週間に一度。

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須藤さんが理想としている書体の数字。
フルティガー:空港の標識用に「見やすさ」を意識して作られた。

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どうだろうw

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 材木座海岸と和賀江島

800年前の海側の「まちづくり」を見るためにタモリさんたちがまずやってきたのは材木座海岸。

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 突風によろめく桑子アナ

ここで案内をしてくれるのは、神奈川災害考古学研究所の上本進二さんとNPO古田土俊一さんです。
 
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”こだと”と読みます。栃木や茨城に多い苗字らしい。

古田土さんが海岸で探していたのは、鎌倉時代の器の破片。 
材木座海岸は遠浅の砂浜なので、川から流れてきた様々な時代の器の破片が岸に打ち寄せられるのだそうです。
 
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しかし、遠浅の海岸にはデメリットもあります。
それは、水深が浅すぎて船が入りにくいということ。
 
そこで鎌倉時代の人たちは港を築きました。

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「和賀江島」は日本最古の築港跡だそうです。

丹沢や伊豆・箱根から運んだ石を使い埋め立てをしたのです。
地元の石は風化に弱いので使えなかったようです。

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波食(触)台(波が削った海面近くの岩盤)の上に石を積み上げ、1ケ月で「和賀江島」を築きました。

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潮が満ちると、敷き詰められた石はほとんど海面の下に隠れてしまいます。

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「和賀江島」はその後何度も改修を加えられながら、鎌倉の海の拠点として使われてきたそうです。
 
 和賀江島築港による地形変化

続いて一行がやってきたのは、「和賀江島」のすぐ近くにある海沿いの道。
上本先生によると、和賀江島の築港によって、地形変化が起きたのだそうです。 

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海沿いの道を歩くと標高が3.7m⇒6.2m。
実は高い場所は昔の砂丘の上。

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和賀江島を作ったことにより、海岸に砂がたくさん堆積するようになったのだそうです。 
その砂によって沿岸の砂丘が大きく成長することになりました。

その地形変化の特徴を示しているのが一軒のお店。

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 「土手」という名前の蕎麦屋さん。

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お店のご主人に話を聞くと、このあたりが材木座の土地で一番高い土手だったとのこと。
土手は屋号だそうです。
関東大震災の際も津波はここ(土手)までは来なかったらしい。
ご主人はご先祖の供養のために「土手」の名を残したのだそうです。 

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まずタモリさんと桑子真帆アナが向かったのは鶴岡八幡宮前から歩いて10分の線路沿いにある小さな路地。

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ここで解説をしてくれるのは、東京大学史料編纂所 准教授の高橋慎一郎先生。
このあたりは扇谷というところですが、”おうぎがやつ”と読むそうです。
谷はヤツと呼ばれていたのだそうです。
「今日はヤツっていうヤツが中心になります」。
高橋先生はダジャレがお好きなようです。

鎌倉にはこのヤツが200以上存在するそうです。 
そして、高橋先生によると、かつてはほとんどのヤツにお寺や武家屋敷があったのだそうです。

一行はかつてヤツにあった武家屋敷の痕跡を見るために浄光明寺(1251~52年創建)に移動します。
浄光明寺は、元は北条氏のお屋敷だったのだそうです。

実は15年前、この浄光明寺の近所の民家でとてつもない大発見があったそうです。
それがこれ。

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浄光明寺敷地絵図

鎌倉時代の「鎌倉中」を描いた絵図として唯一現存。
国の重要文化財にも指定されています。

*鎌倉中:山に囲まれた平地部分。当時はこの鎌倉中に現在の倍の10万人が住んでいたそう。

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山が多い鎌倉で敷地を確保するため、当時の武士たちは山を切り開いて平場を作りました。
このあたりの岩は比較的掘りやすい凝灰質砂岩(鎌倉石)なのだそうです。
削りやすく火に強い性質を持っています。

鎌倉は平地が少ない場所なので、墓地は山を切り開いた場所に作ったのだそうです。
墓地と石切り場を見た後、一行は地蔵院(絵図中央上)を目指して急な石段を登ります
石段を登りきると造成された平場になっており、岩壁をくりぬいた堂にお地蔵様(1313年)が安置されています。

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さらに一行は鎌倉石の崖を背景にした庭園に案内されます。

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元々は場所を作るために切った崖だったのですが、その風合いを生かして庭園にしたのだそうです。

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他人には落ちているゴミにしか見えないものがマニアには宝物。
今回は落ちている片方だけの手袋を撮って10年の落楽マニアが登場。
落ちている場面のドラマや落とした人物を想像したり、落ちている片手袋の分類、体系化を楽しみます。

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ゲストは堂本剛、劇団ひとり(敬称略)。
進行はテレビ朝日アナウンサー野上慎平。

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本日のマニア石井浩二さん。
片手袋を写真に撮りつづけて10年、撮りためた写真4000枚のマニア。
石井さんのサイトはコチラ⇒片手袋大全

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最初に撮った記念すべき1枚(2004年)。
写真付き携帯電話を手に入れ、家の前に落ちていたものを何気なく撮ったのだそうです。
それ以来、見つけた片手袋は写真に撮るようにしているそうです。
石井さんの落楽ルール① 片手袋を見つけたら可能な限り撮影する

また、偶然の出会いを大切にしているので自分から捜しに行くことはないそうです。
石井さんの落楽ルール② 自分からは片手袋は捜さない

ただし、人から教えてもらった場合は撮影に行くそうです。
石井さんの落楽ルール③ 近所に片手袋があるのを教えてもらったら撮影に行く

 片手袋コレクション 発生しやすい場所・条件 


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 券売機

片手袋大量発生ポイント① 手袋をはずしてお金などを扱う場所

石井さんは片手袋を見つけても、観察者に徹して手袋には触れないそうです。
石井さんの落楽ルール④ 片手袋には絶対触らない

目の前で手袋を落とされた時、観察者としての自分を取るのか、人間としての自分を取るのか、このジレンマの板挟みにあい悩むのだそうですw

今まで3回ほどそういう状況があったそうですが、たまたま3回とも撮影ができない暗い場所だったので、手袋を拾って落とした人に渡してあげたそうです。

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ATMの周辺

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バス停

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郵便ポスト

 例えば、郵便ポストの上に残された片手袋を見つけた時、この手袋の主はどういう手紙を出したのかを想像するそうです。
悲しい別れの手紙を出して、なおかつ大切な手袋を忘れてしまったのなら、この女性はどれだけ不幸なのか…。そんな風に片手袋にまつわる様々なドラマを想像するのが落楽マニアの楽しみ方の一つなのだそうです。

片手袋大量発生ポイント② 街道沿い

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街道沿いに片手袋が多いのは、トラックの荷台に手袋が置いてあることが多いから。
また、大型トラックの給油キャップに手袋がかぶせてあることも多いそうです。

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 片手袋大量発生ポイント③ 築地市場

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築地市場があるおかけで、年間を通じて片手袋観察ができるそうです。 
石井「ない日はない」。

片手袋大量発生ポイント④ 東京湾岸地域

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築地・東京湾岸地域に片手袋が多いのは、手袋使用率が高く、忙しい人が多いから。

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石井「物流、建築土木、食…これをすべて支えているのが片手袋なんですよ」
劇団ひとり「違うと思います」 

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