
ゲストは飯尾和樹さん、壇蜜さん。

明治43年に出版されたレシピ本「弦斎夫人の料理談」。

第4編まで出版されるほどの人気。

「桃のフライ」、「カスタードのお汁粉」など斬新なメニューも掲載。

そこで調理師免許を持つ壇蜜がレトロ顔の飯尾とともにタイムスリップ。
明治のレシピを完全再現します。

タイトル。

江古田某所のキッチン。

弦斎夫人のご主人、村井弦斎は明治を代表する小説家。

ベストセラーの「食道楽」は話の中に四季折々の料理や食材が盛り込まれた、いわば「美味しんぼ」のさきがけ的作品。

夫の小説に出てくる料理は妻多嘉子が監修。

多嘉子の父は大隈重信の従兄弟。

写真やイラストは一切なし。

多嘉子へのインタビューを会話形式で掲載したレシピ本。

タモリが夫人役、壇蜜が記者役で、レシピ本を朗読。

朗読はじめ。

苺の天麩羅とな。

余計なことを始める二人w

真面目にやりましょう。

レシピ① (苺は)ヘタを取って2つに割って砂糖をたくさんかけて1時間ほどおきます。

レシピ② 天麩羅の衣は卵の黄身に砂糖を少し加えて味醂で伸ばしてよく丁寧にかき混ぜてメリケン粉でもうどん粉でもさっと加えます

レシピ③ 今の苺をそれへ混ぜて匙ですくって揚げます(中略)
豚の脂のラードを使いましたが、胡麻油でもようございます

では、作ってみます。

2つに切った苺に砂糖たくさん。

次は天麩羅の衣作り。

明治のレシピは味付けがツゥーマッチだな…。

衣をつけた苺をラードで揚げる。

もっと全体的にあっさりさせれば、現代人でもいけそうな気がする。

苺の天麩羅完成。

いただいてみます。

あっさり全否定w

昔の苺は酸っぱかった?

なぜ弦斎夫人は苺を天麩羅にしたのか?

村井弦斎に詳しい小林さんに話を聞いてみる。
弦斎の屋敷では苺を栽培していた。

たくさん採れるので、苺を様々に料理した。
イチゴライス、イチゴのオムレツ…。

イチゴライス。
砂糖と牛乳を加えたお粥+イチゴジャム。
オートミールとかポリッジとかの発想。

イチゴのオムレツ。
色味が…。

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