Halohalo online

ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:絵本

声を出して楽しめる読み聞かせ絵本4冊

「声こそ絵本の最大の魅力」と言いながら声ガラガラw

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福澤流喉ケアをしながら、続行。

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「これはのみのぴこ」

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詩人の谷川俊太郎と平野レミのご主人の和田誠というゴールデンコンビ。

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「これはのみのぴこ」から始まり、のみのぴこの周辺の世界が重層的にどんどん広がっていく。

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これを読んでいると、子どもが言葉を覚えて合唱してしまう。

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作者の谷川俊太郎は聞き心地を大切にして絵本を作っているため、自然と子供が覚えて反復してしまうという。

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最後はほかののみにたどり着く。
またここから世界が始まる?

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無限ループに恐怖を感じるw

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「おいしいおと」

ポホッモワーンムッチムッチムッチ
この音は何を食べている音?

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ヒントはマツコの好物。

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正解はごはん。

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カコッホッカルカルカル。

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ヒントはこの絵の中にある。

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正解は春巻き。

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作者の三宮麻由子さんは目が不自由なため、耳で感じたリアルな音を表現している。
三宮さんは実際に自分で食べ物を食べ、耳に伝わる咀嚼音を文章にしている。

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ほうれんそう
ズック ズック ズック ズック ズック ズックズ

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わかめ
ピララルッ リョリュ リョリュ リョリュ リョリュ

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「オニのサラリーマン」

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なぜオニがサラリーマンに?w

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地獄カンパニーに勤める赤鬼の日常を描いた絵本。

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「今度居眠りしたらきみボーナスカットやからね」

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ブラック企業に勤めるお父さんが読んだら泣くんじゃないか?w

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社会の厳しさを描いた本だが、関西弁を使うことで柔らかく聞こえ子どもの耳になじみやすい。

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おにごろし(日本酒の銘柄)のロックを飲むオニw

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おでんの屋台に群がる地獄のサラリーマンw

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「パンツのはきかた」

これも作:岸田今日子、絵:佐野洋子というゴールデンコンビ。



パンツはね
はじめに かたあし
いれるでしょ



それから
もう かたっぽ
いれるでしょ

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それから
きゅーっと
ひっぱって

そこまで
できたら

たちましょう

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そうして うえまで
ひきあげて

つっかえたらば
できあがり

あーあ
せっかくはいたのに
うらがえし

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声が夜明けのオカマw

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見逃さないマツコw

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何で今日に限って…w

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「読み聞かせ絵本の世界」の案内人は”!1500冊の絵本を持つ主婦”内田早苗さん(44)。

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声がガラガラw

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よりにもよって今日になって声が枯れるw

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読み聞かせ絵本なのにw

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フリーアナウンサーの福澤さんによると、喉のケアには糖分の入ったとろとろ飲料がオススメらしい。

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自宅から250冊の絵本と息子を連れてきた。

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息子の眞智くん(13)。

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眞智くんは魚を料理するのが好き。
絵本を読み聞かせて育てると、実用的な趣味を持つのか?

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絵本業界の抱える問題。

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出版物が売れない昨今だが、児童書は売れている。

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アーティスティックな本が増え、壁に飾ったりするのが流行っている。

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アーチスト気取りの芸人w

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クマタン一本で勝負する若槻千夏w

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内田さんが言いたいこと。

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学びや道徳の効果を期待しての絵本選びは間違っている。

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長年絵本を読んできた内田さんの結論。
絵本はしつけには効かないw

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大人が読み聞かせ絵本を楽しめない理由

その理由を話す前に、絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」を読んでみます。

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声がカスカスで内容が入ってこないw

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この絵本には大人は気づかないが子どもがとても共感する部分がある。

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そんなホラー要素はないw

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作るとき、食べるとき、片付けるときでそれぞれエプロンの色が変わっていた。
子供は服を汚してしまうのでこの変化に共感する。

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大人と子供の違い。

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子供は声を聞き、絵を読むから楽しめる。

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子供嫌いの内田さんを救った読み聞かせ絵本2冊

実は子供が苦手だった内田さん。

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子供が苦手で息子と仲良くなる方法がわからず、その時見つけたのが「絵本の読み聞かせ」。

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落ち着きのない子供が静かになるという魔法の絵本、「ごぶごぶごぼごぼ」。

ぷく ぷく ぷく ぷくん

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ぷ ぷ ぷ ぷぷぷ

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ごぶごぶ ごぼごぼ

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ぷ ぷ ぷ

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ぷわぷわぷわぷわ ざぶざぶ ざぶーん

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昨今、絵本業界は盛り上がっているそうです。

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インターネットが普及して本離れが進むこのご時世に、絵本は快進撃を続けています。
2000年以降、絵本の売り上げは右肩上がり。

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一方、絵本が扱うジャンルも 広がりました。
地獄絵図や、

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怪談など、子供に刺激の強い絵本も増えています。 

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今回は、そんな刺激の強い絵本のご紹介です。 

① 「だから?」 2008年発行

  一見かわいいらしい絵柄。

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イギリスの優秀児童図書(BCCBブルーリボン賞)にも選ばれています。 

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登場人物は主人公のビリーと、ビリーのパパ。 

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ビリーはパパが何をしてあげても喜びません。

こんなに背が高い生き物を見せても、必ずこう言います。
ビリー「だから?」 。

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こんなにくるんくるんのラッパを吹いても、

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「だから?」

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宇宙の果てに連れて行ってあげたとしても、やっぱりこう言うはずです。
「だから?」

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世界で一番腹ペコのトラを見せても…(なんかイヤな予感が…)
 
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 「だから?」

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パクッ。

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ビリー「パパ、助けて、僕はここだよ」
パパ「だから?」

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日本ではちょっと受け入れにくい結末ですが、ブラックユーモアの本場イギリスらしいオチです。 

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② 「おやゆびしゃぶりのはなし」 2014年発行

次も外国の絵本。
絵本創世記(19世紀半ば)に原作が書かれました。

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短編集絵本 「もじゃもじゃペーター」 2014年発行(1845年原作)。

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原作者のホフマンさんが3歳の息子のクリスマスプレゼントして創ったものだそうです。

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有識者の森下さんはもし夫がこれを子供のクリスマスプレゼントにしたら、「即、家出する」そう。
 
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「もじゃもじゃペーター」に収録されている「おやゆびしゃぶりのはなし」。

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コンラートはママにお留守番を言いつかりました。
そして、ママはコンラートにおやゆびをしゃぶらないようにと注意します。
「もし、しゃぶったら、怖い仕立て屋さんがやってきてハサミでおやゆびを切ってしまうよ」と、 ママが脅かします。

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ママは出ていきましたが、おやゆびはもうコンラートの口の中。 

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即、怖い仕立て屋登場。

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特大のハサミでコンラートのおやゆびを切り離してしまいます。

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ママが帰ってきてみると、
悲しい顔したコンラート、
おやゆびなしで立っていた。

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おやゆびは二つともいっちゃった。
おわり。

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19世紀のヨーロッパは子供へのしつけが厳しく、「悪さをすると痛い目を見る」という教訓が絵本にもしばしば見られるそうです。

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 なぜ、170年の時を経て、この厳しすぎる絵本を日本で発行したのかよくわかりませんが(だいたい仕立て屋知らんだろ?)、”桃太郎と鬼”や”猿とカニたち”がむやみに仲良くしてしまう最近の絵本の風潮もいかがなものでしょう。

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鬼退治終了後の二人。

onichan

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