今回の新3大は、プロサッカーＪ２リーグに所属するファジアーノ岡山のユニークなウインターキャンプの特集です。

2009年にファジアーノ岡山はＪ２に昇格したもののリーグ最下位（18チーム中18位）に終わりました。
2010年に影山雅永新監督が就任し、1月のキャンプで大分県中岳で山岳訓練を敢行します。
このシーズンの順位は17位。
2011年は13位と、徐々にではありますが順位を上げてきました。

そして、ファジアーノ岡山は、2012年を迎えます。


筑波大学大学院修了後、ドイツの体育大学に留学した理論派

①　2012年1月　岡山県・蒜山（ひるぜん）

雪に覆われた蒜山で、2泊3日のウインターキャンプ。
雪山合宿はまずテントサイトの設営から始まります。

 

岩の上から後ろ向きに落ちたり、



ブルーシートで包んだ仲間を運んだり、




謎の練習メニューがつづきますが、これは新加入選手が多いファジアーノのチームワークを向上させる目的があるのだそうです。

地元テレビ局も謎のキャンプに注目します。

 

極寒の中、たき火で暖を取りながら、夕食はシャバシャバのカレーでした。　



この過酷なキャンプの甲斐あってか、ファジアーノ岡山はこのシーズン17勝11敗で22チーム中8位に躍進しました。




②　2013年1月　香川県・小豆島

今度の舞台は小豆島。



ここで何をするかというと、



自転車で小豆島88か所霊場めぐり。
通常6日かかるところを4日で回ります。



要所要所で、監督が叱咤激励。



宿泊はやっぱりテント。



翌日のメニューは88か所巡りを中断してロッククライミング。




厳しいキャンプですが、選手たちは昨年の雪山よりはマシだったようです。


 
このシーズンは13勝12敗と勝ち越しましたが、22チーム中12位に後退。
マツコ「雪がないとダメなのかしら」

③　2015年 1月　？

2014年のシーズンは15勝11敗16分で勝ち越しながらも8位、Ｊ１昇格プレーオフ（6位以上）には参加ならず。



悲願のＪ１昇格を果たすべく、ファジアーノ岡山は今年新体制で臨みます。
新監督就任。 


長澤監督（46）は筑波大時代、影山前監督の1つ下の後輩
 
そして、元日本代表の選手も新加入。
 

 
しかし、新体制の下でもファジアーノの伝統（？）は受け継がれました。

しかも、今年は無人島！

 

世界一テント張りがうまいサッカーチーム。



地元テレビ局は1日目を取材し、3日後にまた無人島にやってくると、



選手たちは無人島生活に見事に適応していました。



各班がアウトドア料理を作り、それをコーチ陣が”審査”します。



そして、この合宿にはある課題がありました。
それは、「イカダを作り隣の島まで脱出」すること。


 
もう完全に「黄金伝説」ｗ
 

 
脱出成功！


 
夏目秘書からの補足説明。
キャンプ中、料理コンテスト、ビーチバレー、流木アート・コンテストなどで勝つと、”仮想通貨ファジー”が与えられ、選手たちは1日1回野菜や道具を買うことができたそうです。


 
黄金伝説＋カイジｗｗ

今年のファジアーノ岡山に注目です。 
 
 
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