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ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:東京海洋大学

ロケ地:東京海洋大学

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後ろに見えるのは明治丸。
明治7年竣工の鉄船で国の重要文化財。

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ゲストは山田五郎さん、梨衣名さん、堀部圭亮さん。

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夏真っ盛り。
明治丸の中はすごく暑いらしいw

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今回訪れるのは、東京海洋大学 百周年記念資料館。

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展示されている貴重なビンテージ歯車模型を回します。

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ここの歯車模型は大正から昭和初期にかけて使われていた機構学の教材。
タモリさんとゲストの面々は歯車の組み合わせによる複雑な動きを堪能します。

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解説は東京海洋大学海洋工学部教授の岩本勝美さん(右)と協育歯車工業株式会社技術部長の神山民之さん(左)。

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子供のころ近所の自動車整備工場で歯車をもらってきて家の庭を歯車だらけにしていた山田さん。
そこから時計好きになる。

梨衣名さんは茨城大学工学部知能システム工学科卒。
彼女は中国出身ですが、お父さんの仕事の関係で小学校4年ぐらいから日本で育ったそうです。

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ビンテージ歯車模型登場。
ここから各々好きな歯車模型を選びます。

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梨衣名さんが選んだ歯車。
部分的にしか歯形がついていない歯車が2つある。

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回すと、まっすぐな歯車が左右に動く。
回転運動を直線往復運動に変える歯車模型。

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一方の歯車が噛んで力を伝達している間、片方はお休みしている。
木材や金属の表面を平らに削る工作機械などに使われていたそうです。

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山田さんが選んだ歯車模型。

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半回転ごとに大きな歯車が逆回転します。

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Y字型の部品に小さな歯車が接すると、小さな歯車が移動し、大きな歯車に接する部分が反対側になる。
小さな歯車の回転方向は同じでも、接する部分が反対になるので大きな歯車の回転が逆になる。

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この歯車模型を見て、田中久重のむし歯車を思い出した山田さん。
田中久重?むし歯車?

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田中久重は江戸後期から明治にかけての発明家。
「からくり儀右衛門」と呼ばれた。

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田中久重は「万年自鳴鍾」という時計を発明したのですが、昔は夏と冬で時間の長さが異なったので、自動的に時計の文字盤の数字の間隔が変わるようになっていたそうです。

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その仕掛けに使われていたのがむし歯車。

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梨衣名「目に見えない時間を歯車を利用して目に見えるようにしたのはスゴイ」
山田「いいこと言ってんな」w

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今回のロケ地は東京海洋大学・越中島キャンパス。
タモリ倶楽部では以前に第1回接岸大賞でお邪魔しています。

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ゲストは、ガダルカナル・タカさん、山田五郎さん、ハライチ澤部くん。

一同は錨水槽実験室に移動。

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水槽と言っても、砂が敷き詰められたボーリング場のレーンのようなモノ。
ここの使い方は後々わかります。

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最新の錨について解説してくださるのは東京海洋大学でただ一人の錨研究者、同大准教授の増田光弘先生。

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いうまでもなく、錨は水底に沈めることによって船が流されないようにする道具。

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 しかし、錨のそれ自体の重さだけで船の動きを抑えているわけではなく、錨と底質との抵抗(把駐力:はちゅうりょく)が大切。

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さらにいうと、船と錨を繋ぐ鉄鎖と水底の摩擦力が 船の動きを抑えています。

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しかし、大量の鉄鎖を積むと船の燃費が悪化してしまいます。

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そこで、増田先生は鉄鎖に頼らない高性能の錨の研究開発をされているわけです。

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今、増田先生が最も注目している錨は、純国産高性能錨DA-1。

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従来型と比較すると、ツメと根もと(スタビライザー)の形が違います。
従来型に比べるとDA-1型は安定性が高いそうです。

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このDA-1を作っているのが、中村技研工業。
今日は日本唯一の錨メーカー、中村技研工業の社長、橋本正春さんにもお越しいただきました。
ちなみに中村技研は、DA-1の生みの親である中村宗次郎会長と橋本社長の二人が全社員だそうです。

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実験のお手伝いをしている増田ゼミの唯一の学生、大谷育穂さん。
日本の錨産業は研究者も含めて、4人ぐらいで支えられているようですw

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 錨水槽で、錨の把駐力の比較実験開始。

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錨を引っ張るのは、若手の澤部くん。

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JIS型アンカーは把駐力40㎏。
引っ張ると正面に力を受けて、反転してしまうという欠点があります。

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次にAC-1型アンカーを引っ張ります。
把駐力70㎏。

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重いので力持ちの番組ADにも手伝ってもらいます。

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AC-1型は走錨すると大きな爪に力を受けて傾いてしまいます。

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