都営大江戸線は2000年に開通しているので、もうすでに17年経っている、というお話。

ロケ地:都営大江戸線・国立競技場駅

ゲストは、能町みね子さん、土屋礼央さん。

今回のテーマは、2000年の大江戸線開通の際、大幅にリニューアルされた地下鉄路線図。

実はこの路線図は大手デザイン事務所ではなく、個人デザイナーが手がけたもの。

そのデザイナーが、大西幹治さん。

愛媛県出身。
お父さんは伊予鉄道の運転手。
主にキャラクターを使った子供向けの商品のデザインを手がけていました。

大西さんが手がけた新しい地下鉄路線には画期的なアイデアが盛り込まれています。
なぜ新宿駅はひょうたん型?

なぜ大江戸線は楕円形?

そんないくつもの謎を製作者である大西さん本人に伺って解き明かしてゆきます。

国立競技場駅の券売機の前、集合w

まずは路線図をデザインすることになったきっかけを聞いてみます。

別件の打ち合わせである業者さんのところに出向いた際、隣のテーブルに路線図があった。
大西「で、(自分を指さして)路線図好きじゃないですか…」
知らんわw

そこで地下鉄路線図のコンペがあることを知り、一念発起して応募。

大江戸線開通以前(1999年)の地下鉄路線図(都営版)。

大西さんデザインの新しい地下鉄路線図。
リアルよりも見やすさ優先?

大西さんはどのようにデザインをしたのか?

”大江戸線を丸くし…”
糊つけすぎw

大江戸線の丸い形ありきでデザインを開始した。

実際の大江戸線。

地方出身者は山手線の丸いイメージに憧れがある!?

福岡出身のタモリさんも共感w
環状線は都会っぽい、らしい。

実は大西さんのお父さんが運転していた伊予鉄道も1周7.4㎞の小さな環状線。
環状線に思い入れがあるんだな…。

当初は皇居を中心にすべての路線を同心円状に配置しようとしたが、さすがにそれは無理があった。

大手町、ラスボス感出すぎ問題w
これは実際大手町で乗り換えるとわかります。
路線図の大手町駅は5路線の大手町駅の集合体。

大手町も地方出身者の憧れらしいw

コンペの際、大江戸線を楕円で表現したのは大西さんだけだった。

もう一つのアイデアは、”駅名を白枠に入れた”。

1999年以前は駅名は白枠の外に表記されていたが、白枠の中に納めた。

触手を持つ上野御徒町のモンスター感w

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