左側の断層崖に沿って、堀田エリアにやってきました。
ここで、日本一の湧出量を生むもう一つの秘密がわかります。

断層がよくわかります。
タモリさんたちは沈んだ場所にいるので、その地下には今見いている断層と同じ構造があるということになります。

地下に同じ構造があるということが、温泉の流れ方に関わりがある。

タモリさんたちはまた断層の上を目指します。

断層の上からの景色。
別府が扇状地だということがわかります。

扇状地:川や火山の土石流に運ばれた土砂が扇状に堆積してできる地形

堆積した土砂には水が染みこみやすい。

あふれた温泉が別府の扇状地に流れていっている。

扇状地のここかしこに温泉が掘られて、湧出量日本一に。

続いてタモリさんたちは別府エリアに移動。
ここでは泉質の種類が多い理由を探ります。

天満温泉共同浴場。
一回100円、1000円払えば一か月入り放題。

蛇口をひねれば温泉が出てくる。
湯たんぽや食材を茹でるのに使う。

泉質:塩化物泉
泉温:95.5℃

昔ながらのシンプルな浴場。

さて、今日行ってきた温泉エリア(鉄輪、観海寺、別府)の泉質を比べてみます。

鉄輪エリア:弱酸性(PH3.5)

観海寺エリア:アルカリ性(PH9)

別府エリア:アルカリ性(PH9)

右側の温泉エリアはやや酸性、左側はアルカリ性。

右側は山から海に向かうにつれ、酸性度は弱くなっている。
つまり、成分が薄くなっている。

一方左側は成分が薄まっていない。
なぜ?

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