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ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:又吉直樹

今日は新宿区榎町というところにございます佐々木活字店というところにお邪魔いたしております。

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ゲストは又吉直樹さん、

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美村里江さん。

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デジタル印刷全盛時代の中、活版印刷が若きクリエイターたちの注目を集めている。

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そこで今回は創業105年の激レア活字店に潜入。

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活版印刷でオリジナル名刺作りに挑戦します。

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タイトル。

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佐々木活字店4代目、佐々木勝之さん。

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創業大正6年、1917年は第一次世界大戦が勃発した年。

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活字の現在の一般的な意味は、本・雑誌に印刷された字。

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本来は活版印刷に用いる字型。

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若かりし頃広告屋さん時代に見たことある。

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「踊」の活字。

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活字印刷を使った商品。

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そういえば自宅でとっていない他社の新聞は読みづらかった。

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店内在庫700万文字!
サイズやフォント違いもあるからそれくらいになるのか。

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さっそく店内にお邪魔したいが…

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狭いので芥川賞作家がカメラを持ち代表して店内潜入。

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図書館みたい。

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大量の金属により電波障害発生。
撮影不能w

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又吉帰還。

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次はタモリ。

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ここで電波障害を受け撮影不能に。

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しょうがないのでこっちはこっちでトークで場をつなぐ。

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テレビの珍名対決に登場するはんこ屋さんにも似てる。

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タモリも帰還。

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一文字一文字探し出すんだ。

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手間を考えると価格は妥当?

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活字で組んだ名刺のサンプル。

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森田金属は同族経営?

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名刺の人になってコントw

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そういえば名刺を作るんだった。

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レイアウトの例。

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砂鉄で話が広がる。

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肩書のところの工夫がポイント。
広告でいうキャッチコピーね。

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それぞれキャッチコピーができたようです。

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鋳造?
これから活字作るの?

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本当に作るっぽいっ。

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鋳造所がある活字店は全国でわずか2店舗。

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おお!アンティーク。

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先ほど、野菜を買いに地元の商店街を自転車でゆるゆる走っていたのですが、途中太宰治の顔のイラストがプリントされたトートバッグを肩にかけて歩く若者を目撃しました。
これ↴

 dazai1

どこかの書店が文豪トートバッグシリーズとして、販売しているもののようです。

オジサンの世代では太宰というと、ちょっと口に出すのははばかれる小説家というイメージ。
でも言わないけど割とみな読んでいる、そんな感じです。

学生の頃の心中未遂を皮切りに、何度も自殺をはかり、ついに38歳で玉川上水で愛人と心中コンプリート。
評価されている小説家ですが、そういう人の顔がファッションになっている。
オジサンにはちょっとビックリしてしまう現代感覚です。

その驚きも冷めやらぬうち、太宰トートの若者を追い越して10メートルもいかない場所にある理容室の立て看板でまたも太宰氏に出くわしました。
この看板は黒板になっていて、スタッフがその朝思いついたことを白墨で書くようです。
いつもは、「なでしこジャパン応援してます!」みたいなことが書いてあるのですが、本日のお言葉は、「笑われて 笑われて 強くなる 太宰治」。

何だ、この太宰密度の高さ…。

有名な太宰治の命日、桜桃忌ならわかるけど、今日は8月1日なのでとっくに過ぎている(桜桃忌は6月19日)。
昨日テレビで太宰の特集でもやったのかと思ったのですが、どうもその気配もないようです。

太宰ブーム、来てるのか…?

ブームがきているのかどうかはわかりませんが、若い世代に太宰が興味を持たれているのは間違いなさそうです。
でなければ、偶然とはいえ、街中10メートルの範囲で太宰を2度も目にすることはないはずです。

何故なのか?

思い当たることはただ一つ。
ピース又吉直樹氏の芥川賞受賞。

彼が熱烈な太宰ファンであることは有名です。
彼が上京して最初に住んだアパートが太宰治が最後に住んでいた住居跡だったという、運命的なエピソードがあるくらいです。
もちろん彼は推薦図書に太宰治の小説をいくつか挙げています。

つまり、若者に人気のある芸人、ピース又吉の芥川賞受賞→又吉、太宰ファン→若者、太宰に興味を持つ、というチャートができあがるのではないでしょうか。

又吉氏の芥川賞受賞に関しては、有名キャスターやMCがなんか言った言わないので物議をかもしだしているようです。

若い世代は、芸人を差別していると怒っている人も多いようですが、この受賞を皮肉りたくなる気持ちもわからないではありません。

芸人だからといって作品を色眼鏡で見るような発言はマズイとは思います。
ただ、本が売れないと嘆かれている昨今です。
出版業界をはじめ本に関わる業界(作家も含む)を盛り上げるため、話題性のありそうな人に権威ある賞を与えたのではないか、と勘ぐりたく気持ちは私にもあります。
少なくとも無名の新人が予選を這い上がらなければならないとしたら、有名人にはシード権があります。

又吉氏の作家としての評価はまだこれからだとは思いますが、もし太宰ブームが来ているのだとすれば、業界の戦略はちょっと功を奏しているのかもしれません。

女生徒 (角川文庫)
太宰 治
角川グループパブリッシング
2009-05-23






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