今回の新3大は「十両を沸かせる小兵力士」。



相撲通として知られるやくみつるさんに3人の小兵力士を選出してもらいました。 



①　木瀬部屋　宇良関

やくみつるさんの宇良評。



宇良関については学生相撲時代に、この新3大でも取り上げました。



2015年大学卒業後、宇良は角界入り。



翌年には史上4番目のスピード出世で十両に昇進。



平均身長より10ｃｍ低く、平均体重が30㎏も軽い小兵力士たちが今十両を盛り上げています。



後ろを取られながらも、宇良は相手の左腕を抱えて腰投げで大逆転。



18㎝も高い阿夢露との取り組み。



右足首を傷めていた宇良は、右足首を俵に固定する作戦。



惜しくも負けましたが、会場を大いに沸かせました。



天空海（アクア）との取り組み。
身長差9㎝、体重差41㎏。



投げられているのは宇良ですが…



とっさに首と肩を内側に入れ、



土俵に落ちるのを相手より遅らせて勝利。


 
学生時代から知っている二人にとっては宇良関は身内気分。
宇良にしてみれば、金を払わないタニマチ（後援者）ｗ
 


②　宮城野部屋　石浦関 
 
 やくみつるさんの石浦評。



173㎝、114㎏は十両最小、関取最軽量。



 学生相撲では全国大会で活躍しましたが、体格を考えプロ入りを断念。
その後総合格闘家を目指すなどしましたが、相撲への思いを断ち切れず横綱白鳳の内弟子として宮城野部屋に入門しました。



常幸龍との取り組み。
身長差14㎝、体重差41kg。



スピードを生かして足を取って巨漢を倒す。



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