フジの看板、月9ドラマですが、「極悪がんぼ」は低視聴率に苦しんでいるようです。
確かにラブストーリーを期待して見ていた女性層は離れてしまいそうです。
逆に男性が見て、面白いドラマのような気がします。
サイトでの評価もそう悪くはありません。


見た目はともかく金子の役がカッコイイ

さて、本ドラマ第7話は金子（三浦友和）の高校時代の友人の本間商事社長の本間（平田満）が倒産の窮地に追い込まれ、それを金子が何とか救おうとするお話です。
金子はいつものようにあちらこちらに手を回して、会社をなんとか存続させようと奔走します。
しかし、夜逃げをして身を潜ませていた本間夫妻の居場所を債権者の銀行が突き止めます。
本間社長は良い人です。
金子に会社の行く末を任せたものの、違法行為をしてまで会社を生きながらえさせることに耐えられなかったのでしょう、社長はある決断をします。
社長はスーツを着て羽振りが良かった頃に通っていたバーで一杯やり、それからビルの屋上から飛び降りたのです。
妻には社長の生命保険3000万円が遺されました。

ドラマとはいえ、本間社長は歯がゆい人です。

まず、銀行に居場所がばれたのなら、まっさきに金子に相談すべきです。

第二に、保険金を妻に残すために命を絶ったのでしょうが、夫妻の関係を見る限りそんなことをして妻が喜ぶはずがありません。

現実には多額の保険金を残されて「ああ、良かった」と喜ぶ人もいるでしょうが、このドラマの奥さんはそういう人ではありませんでした。

第三に、社長の行為は友達のために一生懸命骨を折った金子に対する最悪の裏切りです。

本間社長は完全に判断を誤りました。
そんなことだから、経営がうまくいかないのだ。
ほんとにもー歯がゆい…。


ワカパイ健在　月9は男子にターゲットを変えた？

ところで、東日本大震災の後、株価は大幅に下落しました。

ある相談サイトで日経平均の先物取引で10億円の負債を抱えてしまった人の相談がありました。

おそらく数社の証券会社で先物取引をしていたのだと思います。

株式投資で作った負債は賭博で作った借金と同じで、自己破産はできません。

普通は当座は証券会社が立て替えて、負債者は一生かけて借金を返さなくてはいけないでしょう。
しかし、10億円はあまりにも額が大きすぎます。
その人の年収だと、もし全額返済するとしたら300年ぐらいかかることになります。

一体どうなったのでしょう。
おそらく一部（大部分？）は証券会社が被ることになるのでしょうね。

この人の場合同情する余地はあまりないのですが、それでも借金のために死ぬのはバカバカしい事だと思います。

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