
前回は下流域で屋形船。

中流域ではラフティング。

タモリさんたちがやってきたのは、河口から80km、四万十川の中流域の集落です。

田んぼと残丘。

ここを上空から見る。

深い谷の中に広い平地。

実はここは昔の蛇行の跡だった。

いつの間にか川がくっついて直線に。

タモリさん、大興奮。

川はカーブの外側を削る性質があります。

削られた結果、ついに貫通して川は直線に。
蛇行部分は平地に。
その後、陸の隆起と川の浸食作用で陸と川の高低差が大きくなります。

だから、こんな山奥でも水田ができた。

この平地は四万十川が数万年かけて生み出した奇跡です。

川とともに生きる人々。

沈下橋は、欄干をなくすことによって流木や土砂で流されることを防いでいる。

自然を征服するのではなく、自然と共存する。

土地が隆起した理由を探るため、タモリさんたちは集落近くの小さな崖にやってきました。

ハンマーを渡す案内人の関口先生。

コツコツ。

通常の地層と異なり、いろんな岩が混ざっている。

タモリは何でも知っている。

メランジュ→メレンゲ=混ぜる

大陸プレートの下に海洋プレートが潜りこむ。
この時、海底に溜まった砂や泥が大陸プレートのヘリに押しつけられます(付加体)。

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