続いて、祥伝社清水さんのおすすめ官能小説。
「どうしようもない恋の唄　草凪優」



家族も仕事も失った中年男・矢代は風俗嬢ヒナと出会い、同棲生活でヒナに癒されていく。



泣ける官能小説ということで話題になった。



おすすめ官能シーン。
ヒナが矢代にまたがって愛し合っている時…



矢代はまるで愉悦の大海原を航海しているような気分でヒナを見上げていた。
（中略）



ヒナは、風でいっぱいにふくらんだ帆だ。



大空に向かって両手を広げ、
飛び交う淫らな風を全身で受けとめて、
そのエネルギーを余すことなくマストに伝えてくる。（中略）



お互いが一体となって、
甘い果実が実る新大陸を発見しようと誘いかけてくる。



男性がマスト、女性が帆。



女性が帆ということは、リードするのは女性。



写真の帆船は魚を捕るための船。
航海や大海原といった意味合いは全くでないｗ



写真はヨットにしてほしかった。
（文章の）表現はものすごくいい。



風のエネルギーを全身で受けとめた帆がマストにその力を伝え、船が前進する。



山内「帆が折れちゃったら船は進めない、だからマストは力強く起ってないと…」
タモリ「あの、帆は折れない。破れるだけ」
山内「……」



濱家「布ですから」
山内「…布ですから」
うまい事言ったつもりだったのにｗ



判定は二人とも「刺さった」。



次に行く前に、あいみょんオススメの一冊。



「官能小説用語表現辞典」ちくま文庫　永田守弘編



官能小説ならではの約2300の用語や表現をまとめた辞典。



あいみょんお気に入りのフレーズ。
「潤んだ瞳は見開かれて」
絶頂表現。



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