若い世代のりんご離れと作り手の減少で今国産りんごはピンチに立たされています。
青森では年間東京ドーム6個分のりんご畑が廃業のために放任園化しているそうです。

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そこで、今回のとれたてシリーズは「秋のりんご応援スペシャル」。

 山形県朝日町 蜜だらけのりんご

これが蜜だらけになる”こうとく”という品種のりんご。

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見た目は普通のりんごですが、割ってみると蜜だらけ。

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りんごを病気や雨風から守るため普通はりんごに袋をかぶせて育てますが、それだと日光を十分に浴びれないのでりんご本来のポテンシャルが抑えられてしまうそうです。

山形県朝日町では無袋栽培に挑み、試行錯誤の末に成功。

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もともと手間暇がかかるりんご栽培ですが、無袋栽培は日給に換算すると2000円ぐらいだそうです。 
蜜だらけの”こうとく”は採算を度外視して、生産者が愛情を注いだ結晶です。
 
 長野県小布施町 ブラムリー

今話題のりんご、プラムリー。
そのまま食べるとすごく酸っぱい。

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実は調理用のりんご。
イギリスでは生産されるりんごの約45%がこのプラムリー。

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ジャムやアップルパイに使われます。
 
 スタジオでの試食

他にもいくつかの品種を揃えてマツコ&村上の試食です。

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まずは蜜だらけの”こうとく”から。

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マツコ「あっまー!」
村上「すごいな、したたるな」
 
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1個500円。
贈答用として人気だそうです。

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つぎは”ふじ”。
よく知られた品種ですね。

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マツコ「全然これでも甘い」
村上「細かいな、果肉が」

この青森県産のふじ、1個なんと1296円!
”ふじ”の中でも最高級品のようです。
 
続いて、”世界一”。
その名の通り”世界一大きい”が宣伝文句。
1個1kgのものもあるそうです。

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1個2160円!
マツコ「高いってスゴいんだね。上手く伝えられないんだけど、高級な歯触りと味」
村上「張りがある」
マツコ「育ちのいい感じ!」

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最後は調理用りんごのブラムリー。
1個270円。

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マツコ「酸っぱい!」
村上「レモンぐらい酸っぱいね」

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次は ブラムリーで作ったアップルパイとジャム。
 
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マツコさんはアップルパイを試食。
マツコ「はい!わかった!甘いんだよ砂糖使ってるから、でもライム絞ったんじゃないかってくらい、イイ感じで爽やか!」
村上くんはジャムをつけたパンを一口。
村上「ライムな、なるほどな」 
マツコ「これうまいなー。正直私は アップルパイの良さがわかんなかったのよ。でもこれあったら頼んじゃうわ」

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調理するとブラムリーの酸味が生きてくるようですね。