小学校4年生ぐらいに初めて履いた長ズボンがジーンズでした。
当時はジーパンと言っていました。
ジーンズという言葉が定着したのはもっとずっと後、1980年代になってからだと思います。
親戚のお兄ちゃんのお下がりでしたが、冬に長ズボンを履くのなんか大人っぽくてお洒落な感じがしました。
中学生の頃になると、街はジーパンが大流行りでした。
この頃は、ストレートと同じぐらいベルボトムが流行っていました。
中坊になって色気づいた私は友達とよく後楽園のそばのバーゲン会場に足を運びました。
もともとファッションセンスがない私は、赤いストライプ柄とか緑色の糸で縫ったベルボトムなんかを買って履いてました。
アァ、恥ずかしい…。
1970年代 デッドストック ベルボトム
この頃のことを思い出すと、自動的にミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」が頭の中で流れ出します。
当時の大ヒットナンバーです。
当時、シェリーと言えばこの人
高校生になると、ジーパンばかり履いていたような気がします。
リーはあこがれのブランドでしたが、試着するとどうも私には似合いませんでした。
短*胴*の日本人だから?
そんなわけでエドウインとかボブソンとかそんな国産メーカーのものを愛用していました。
スリムとかマンボと呼ばれていた細身のジーパンを愛用するコもいました。
細身で脚が長くないと履けないジーンズです。
少し前に少女時代がカラージーンズのスリムを履いてましたね。
履く人を選ぶ”スリム”
この頃のテーマ曲はガロの「学生街の喫茶店」です。
彼らはベルボトム派でした。
ガロ 当時の若者はみんなこんな感じ
大学生になって少し金回りが良くなってくると、私はリーバイスのジーンズを買うようになりました。
リーバイスの生地は少し伸びるので、太腿が太い私でもなんとか履けました。
以来二十代の頃はリーバイスのストレートばかり愛用していました。
今、私の洋服ダンスにあるジーンズは黒のリーバイスが一本だけです。
それもほとんど履くことはありません。
BoAちゃんが「タイトなジーンズにねじこむ、私という戦うボディ♪」と歌ってましたが、年を取るとジーンズのタイト感がきつくなってくるのです。
もう戦わないしね…。
ダブダブのジーンズは履いたことはありませんが、さまぁーずのミムラ君みたいに格好よく着こなせればあれも好いですね。
元バカルディ 現さまぁーず