今日は岩波書店さんに来ておりますが、新書っていうサイズは、これは岩波書店さんが初めて作ったサイズだそうです。
ゲストは劇団ひとりさん、
市川紗椰さん。
広辞苑掲載の挿絵は2648点。
今回のテーマは広辞苑の挿絵。
編集者と挿絵画家をお招きし、その挿絵事情に迫ります。
タイトル。
岩波書店辞書編集部。
普通の職場なら、PCがずらっと並んでいる。
広辞苑を担当する編集者は約10人。
まずはこちらのお二人に話を伺います。
挿絵画家の矢崎さんは建築物・楽器・機械・生活用具・仏像などを担当。
これまでに広辞苑の500点以上の挿絵を担当しています。
広辞苑に挿絵が入る過程。
挿絵を入れる決定権は編集者にある。
どういう基準で挿絵を入れるかを決めるのか?
あと、写真の方がいいんじゃね?
というか、あの紙質で写真は無理でしょ。
よく挿絵画家の前で写真とか言えるなw
クイズ 挿絵だって見てほしい
Q1. どの電車に挿絵があるでしょうか?
ササラ電車の辞書的説明。
懸垂式鉄道の説明。
これらのうち挿絵が一つしかないことに憤る鉄オタ。
挿絵がついている電車の各人の予想。
正解は…
ササラ電車でした~。
広辞苑に掲載された挿絵は高さ2.5㎝に縮小されている。
ササラ電車に挿絵がついた理由→面白いから
この熱のなさが鉄オタを激怒させるw
割と編集者次第の基準。
広辞苑見てると、この言葉には挿絵ほしいなと思うことがしばしばある。
クイズ第2問
今度は挿絵から言葉を当てる問題。
この挿絵が掲載された言葉は何?
ひとりは「遠近法」と予想。
市川は「雨どい」。
タモリは「うだつ」。
タモリ正解。
今はそんな家なかなかない。
「うだつが上がらない」の説明。
珍しい!
やっぱり昔の宿場町にあるのか。
挿絵画家のジレンマ。
描きこみすぎてしまう。
心底描くのが好きなのね。
八稜鏡の挿絵。
第3問。
3人の予想。
正解はまさかのナシよ。
そういう基準があるのか。
そういえば、この二人なんで並び称されるようになったんだっけ。
実はみうらじゅんは項目としてはないが、他の言葉の説明で出ている。
その言葉とは、マイブーム。
確かにのっている。
3人でみうらじゅんの絵を描こう。
ひとり作みうらじゅん。
……。
市川紗椰作みうらじゅん。
端に小さく描くところに本人の内向的な性格が出てる。
タモリ作みうらじゅん。
これが一番似てる。
こうしてみるとみうらじゅんは怪しい宗教家だな。
まとめて褒めて無難におさめる。
次の編集者と挿絵画家のペア。
動植物画家の大片さん。
第4問 挿絵があるのはどれ?
タモリも市川もアンモナイトと予想。
正解。
アンモナイトは殻付きのイカと理解していいの?
勝ったら賞品がもらえるらしい。
最後の問題。
特別に挿絵も見せちゃう。
深海にこんなのいなかったっけ?
ハルキゲニアはカンブリア紀の生き物。
ハルキゲニアは長い間上下逆が正解だと思われていた。
ひとりはハルキゲニア、市川、タモリはりんぼくと予想。
正解はりんぼく。
そもそもりんぼくって何?
今はもうない植物なのね。
生きている人間は誰も見たことがない。
しっかりした資料がなかったんだね。
編集者として最善を尽くしました。
ということでクイズの優勝者はタモリ。
賞品は挿絵画家が描いた肖像画。
もらったらうれしい広辞苑風。
こっちは大片さんが描いた挿絵。
こちらは早稲田のジャズ研時代を中心に解説。
タモリご機嫌で終了。
次回予告。
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