今日は早稲田大学理工学部がある校舎、西早稲田キャンパス、そこに来ておりますが、ちなみに早稲田大学創立140周年らしいですね。
ゲストは宇多丸さん、
Licaxxxさん。
もはやシリーズ化している「役に立たない機械」。
3年ぶり6度目の開催です。
この課題の発案者である中谷教授率いる早稲田軍団と、
近年この課題を取り入れ始めた慶應義塾大学、東京造形大学、東京都立産業技術大学院大学の面々も参戦します。
タイトル。
早稲田大学理工学部建築学科3年の関根さん。
関根さんの作品。
ストローを折る機械。
ストローを折るとき、音が鳴る。
音が好評。
こだわりポイントはスタリッシュな仕上がり。
タイトルは「自分、曲げておきました」。
藤吉郎時代の秀吉が織田信長に使っていそうw
ホストクラブでも使えそう。
確かに世の中「いらんわ、その気遣い」というもの多い。
次は同じく3年の杉山さん。
作品名は「午後の綿棒」。
パッと見テーブルスタンド。
クルっと回すと自分が使うべき綿棒が出てくる。
仕上がりも洒落てるし、若干役に立っちゃってる。
「これじゃなかったんだ」ということがなくなるw
次は4年の福本さん。
お気に入りの建築物は、東京国際フォーラム。
タイトルは「温計」。
温度計の目盛りをなくしたもの。
温度とは何かを問いかける作品。
茶室の床の間に掛けておきたい。
数量主義への逆襲。
一人芝居「師匠と弟子の禅問答@茶室」w
続いて、3年の島田さん。
作品は二重振り子式メトロノーム。
二重振り子にすると、カオスという現象が起きるらしい。
この二重振り子式メトロノームに合わせて、島田さんがトイピアノで演奏。
即興演奏。
テンポの変化が予測不能。
現代音楽から派生しているらしい。
メトロノームとピアノと本人が三位一体となると、役に立っちゃう。
理屈が先に立ってるからちょっと鼻につく。
カオス理論を知らなければ天才でした。
ここからは招待校枠。
慶応義塾大学の石川先生。
東京都立産業技術大学院大学と東京造形大学の2校で教鞭をとる伊藤先生。
早稲田の中谷先生の「役に立たない機械」の授業にインスパイアされた。
直談判したのに、今日が初対面というオンライン時代。
招待校トップバッターは、慶應義塾大学3年の一ノ瀬くん。
これは何?
足元を照らす照明。
役に立っちゃってる。
作品名「影傘」。
洒落ているような、ピンとこないようなネーミング…。
タモリも使ってみる。
「世にも奇妙な物語」オープニングw
次は東京造形大学3年の秋吉さん。
作品名「ゆっくり箱」。
今日はゆっくり箱の調子が今一つ。
役に立たない上に調子が悪ければ、パーフェクト。
たぶんゆっくり出てくるはずだったが、中途半端なスピードでぬるっと出てくるw
発想は良かったが、ゆっくりは思いのほか技術的に難しい。
続いては東京都立産業技術大学院大学修士2年の槇岡さん。
人生一生勉強。
この発表会でよく見られる棒系。
上部から液体がしたたり落ちる。
作品名「二階から目薬」。
ことわざを具現化しましたw
目ん玉に目薬を着弾させるのは非常に困難。
「二階から目薬」といことわざ自体日常であまり使われない。
役に立たないことわざを具現化したしたところが秀逸。
Licaxxxがチャレンジ。
一発で命中w
続いては、早稲田枠に戻って2年の海川君。
作品名「のいきゃん」
まあ、想像通り。
ひねりがなさすぎる。
2年生ではまだまだ。
次は4年の廣川さん。
作品名「まぬけ銃」。
トリガーを引くと「チーン」。
理論も思想もないクソしょうもなさが評価されたw
次は2年の安藤さん。
こちらが作品。
カステラを使う。
下面のザラメ部分だけを切り取る。
ザラメ部分だけを食べたいというみんなの夢をかなえましたw
全10作品の中から最優秀「役に立たない機械」を決めます。
最優秀賞には盾。
ちょっとしか立たない盾w
最優秀賞は、「二階から目薬」。
アイドルかw
自分は目盛りのない温度計が好きだったな。
次回予告。
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