今年は鉄道が新橋ー横浜間開通して150周年の記念の年でございます。
ゲストは浦沢直樹さん、
川島明さん。
今回のテーマはスクリーントーン。
浦沢直樹直筆のこの絵をスクリーントーンで仕上げよう。
今年はスクリーントーンが製造されて70周年。
現在9割以上の漫画家がデジタルに移行、手作業のスクリーントーンは絶滅寸前、
そこで今回は今もなお手作業にこだわる漫画家2名を招き、
アナログならではの魅力と奥深さに迫ります。
タイトル。
スクリーントーン約600種がスタンバイ。
アシスタントではないから、仕事場には行かなかった。
スクリーントーンを製造している会社は現在5社。
約1000種類が存在している。
知らないけどたぶん売れっ子の水瀬先生。
子供のころからシールを貼るのが好きだった。
スクリーントーンは貼っても怒られないシール。
アナログ(スクリーントーン)のラフさが絵の味わいとして出る。
不便さが愛おしいアナログ派。
あえてレコードを聴く感じと似ている?
まずは浦沢先生がスクリーントーンの使い方を実演。
描くところから。
映画で見た。
今日はスクリーントーン選び放題。
選んだスクリーントーンはこちら。
① スクリーントーンをラフに切り取る。
② 切り取ったスクリーントーンを貼り付け、線に沿って切り取る
なかなかの手間。
スクリーントーンを貼って削る。
陰影ができる。
背景のスクリーントーンを貼って一部を砂ケシで消す。
完成。
絵の雰囲気や空気もスクリーントーンで表現できる。
ここで、スクリーントーンの歴史を学びましょう。
もともとは建築図用などで、イギリスで誕生。
こんな感じ。
それが日本では白黒漫画の表現技法として発展。
水瀬先生お気に入りのスクリーントーン。
これを貼っておけば、カップル成立w
次はこれ。
この二つを貼れば、つきあう確定w
男の子の肩と髪のところにつきあうという意思表示が表現されているw
デートの時はスクリーントーンを背景にして登場しようw
製造元は空ではなく、爆煙のデザインのつもりだったw
水瀬先生のお気に入り、”木漏れ日”。
これをイケメンくんの髪に使っている。
ここで水瀬先生のワンポイントレッスン。
水瀬先生がイケメンの髪によく使うスクリーントーン。
イケメンの髪にスクリーントーンを貼ります。
かなり細かい作業だな…。
好きじゃないとできないわ。
言うてる間にも作業はどんどん進み…
もう描いた方が早そうな気がする。
少年漫画の場合、服のトーンでキャラクターのムードが決まる。
彼はいつもS‐192番。
こちらの彼はS₋191番。
皆さんがどんどん使ってくれれば、廃番を防げる。
浦沢先生ご自慢のスクリーントーン。
細かい…。
これも3日かかった。
心底好きなんだね、スクリーントーン貼りが。
鑑定士タモリw
水瀬先生自慢のスクリーントーン。
グラデーションのスクリーントーンを数枚貼って削っている。
花火、イケメン、告白…。
女子はベタが好きなのね。
確かに至近距離で火の粉が降り注いでいるw
タモリのイラストにスクリーントーンを貼ろう。
タモリはサングラスを担当。
水瀬先生は別口で少女漫画風のタモリを仕上げる。
サングラスのスクリーントーン。
水瀬先生はモヤモヤ系のスクリーントーンを多用する。
ざっくり切り貼りしたスクリーントーンをカッターで切り取る。
水瀬先生は削りに入っています。
サングラスが白いフレームになってしまったw
タモリそのまま削りに入る。
浦沢先生が仕上げにかかる。
おお、真夏の屋外ロケ。
完成品を見てみましょう。
お洋服も着せました。
水瀬愛作恋するタモリw
白黒なのに顔が紅潮して見えるw
大胆にも放送中の告白w
スクリーントーンで世界は変わる。
ビッグコミック・スピリッツとSho-Comi。
次回予告。
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