最近では書籍電子化が進んでおりますけども、プロ用の料理専門書ではまだ紙の書籍がメインのようです。

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ゲストは、カズレーザーさん、小宮浩信さん、

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相田周二さん、紀真耶さん。

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プロ向けの料理書籍の2大出版社、柴田書店と旭屋出版社。

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実は同じテーマの本をほぼ同時期に出版しまくっているという驚愕のカブリが発覚。

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そこで柴田書店からは吉田部長をリーダーとする4名を招集。

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旭屋出版社からは、編集長の雨宮さんをリーダーとする4名を招集。

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今夜、ネタがカブりまくっている両社の威信をかけた仁義なき戦いが開戦。

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タイトル。

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会議開始。

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ほぼ同時期に出ている「アヒージョ」。

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相田・紀「似てる-!」w

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「!」が付いているのも同じ。

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貝料理も半年違いで出版されている。

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「カブるー!」と言いたいタモリw

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これは柴田書店が先。

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もう1回ソースを出せば、また出してくる。

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この状況を両社はどう思っているのか?

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貝料理の本は、貝料理店ブーム(牡蠣小屋など)がきっかけで出版されている。

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半年後に貝料理を出した柴田書店は相手(旭屋出版)を全く意識していない。

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プロ向けの本なので貝のさばき方も懇切丁寧。

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タモリ「これだけ写真使って3500円なら高くない…」
マジ読みw

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ソースは2回もカブっている。

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2007年出版、柴田書店の「ソース」。

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2013年出版、旭屋出版の「Newソース」。

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ガンダムあってのν(ニュー)ガンダムw

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まだある企画カブり。

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天ぷらに至っては同じ年の同じ月。

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ジビエ料理も一月違い。

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旭屋出版はジビエ協会設立をきっかけに本を出版した。

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柴田書店は当時ジビエが流行っていたから出した。

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天ぷらの本がないから、出した旭屋出版。

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同じくないな、と思ったから出したw

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小宮「旭屋出版の天ぷらの本は見ましたか?」
カズレーザー「その質問に答える義務はない」w

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両出版社の基本情報。

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柴田書店:
1950年創業 あらゆるジャンルの専門料理書を発行

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旭屋出版:
1968年創業 柴田書店と同様、食の分野ではトップレベルの出版社

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旭屋出版は柴田書店の元社員が設立。

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遠い親戚みたいなもの。

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たまにカブる理由はわからない。

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外食業界相手なので情報が同じ。
カブり上等でやっていかないとw

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「上等」はやめてw

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テーマは同じでも本の作り方に違いがある!?

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旭屋出版は数人の編集マンがチームとなり、企画・取材・編集を協力。

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柴田書店は一人の編集マンが企画・取材・編集を担当。

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一人で作るので時間がかかる、故に仕込みのタイミングは決して遅くはない。

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「フレンチテクニック」シリーズは例外的に数人のチームで制作。

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問題はここ。

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柴田書店の編集コンセプト。

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貝料理の本はさながら牡蠣図鑑。

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貝料理担当「やっているうちに面白くなっちゃって…」

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旭屋出版の人「…(ププッ)」w

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全国的にはあまり料理で使われない珍しい貝(夜光貝)も掲載。

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貝料理というより、貝そのものにハマったんだなw

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一方、旭屋出版の編集コンセプト。

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工程を写真で細かく説明。

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細かく写真を載せることで再現性UP。

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カズレーザー「(写真で)ページ数稼ごうとしてませんか?」

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相田「夜光貝だって同じだろ」
カズレーザー「夜光貝はおいしくないって言ってる」w

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柴田書店も工程写真は多い。

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ステーキの焼き方も厚さ5cmの場合と2cmの場合の工程写真がある。

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牛肉のそうじ(筋の処理)も載っている。

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どっちも工程写真は細かいのでドロー。

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旭屋出版のトータルコンセプト。

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若い料理人も手に取りやすいポップさを意識している。

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ポップ① アイコン

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ポップ② 文字の色使い

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タモリ倶楽部のロゴと同じ。

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柴田書店のトータルコンセプト。

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装飾や文字情報はシンプル。

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タイトルもシンプル。

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「みつる」
ボケの意味がわかるまでしばらくかかったw

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空耳アワー♪

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もちろん、カブってない本もあります。

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柴田書店のバインミー図鑑。

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旭屋出版のかき氷 for professional。

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かき氷は春に仕込んでも(一人でやってるから)、冬になっちゃうw

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次回予告。

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