コンビニからエッチな本がなくなる件

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急増する外国人観光客への配慮、女性や子供でも利用しやすい店舗へ、といった理由でコンビニでの成人向け雑誌の販売を中止する動きが出ている。

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今やアダルトはネットが主流。

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エロ本はこの世から消えつつある。

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ということで、我が国のエロ本の栄枯盛衰を見てゆきます。

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性風俗史研究家の下川耿史さん。

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わが国最初のエロ本は平安時代にあった。

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「鉄槌伝」という今でいう官能小説。

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一部を現代語訳。

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やることは昔から変わってないもんなあ。

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しかし、印刷技術もない時代、庶民に「鉄槌伝」が伝わることはなかった。

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江戸時代になり、大きな革命がおこる。

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それが木版の普及と春画。

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春画は江戸時代に爆発的にヒット。

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江戸文化研究家、車浮代さん。

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春画は男女の露出が少ない。

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男女の状況から妄想することで興奮する。

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混浴文化の江戸時代では男女が互いの裸を見ることは日常(裸だけでは興奮しない)。

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春画では着物や装飾品で身分や立場を表現。
妄想を掻き立てるシチュエーションが重視された。

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有名な葛飾北斎の春画。

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主に蛸がしゃべって、海女は喘いでいるだけw

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江戸時代の3Pは高度。

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昔は両刀使いが多かった。

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子孫繁栄に関係のない愛は高尚なたしなみとされた。

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あの「見返り美人」の作者菱川師宣が、

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相撲の四十八手をアダルト版にパロディ。
男女の交わりを四十八通り描く。

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これが江戸庶民に大うけ。

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馬の上でいたす馬上懸。

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障子を突き破る障子越。

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男がすのこの下に隠れていたす、すのこがくれ。

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四十八手に苦労した巨匠w

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明治時代にバカ売れした「造化機論」。

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「造化機論」は医学書だが、挿絵のリアルな女体でエロ本ととらえられる。

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大正時代は写真の時代。
日露戦争では兵士のもとにヌード写真が配られた。

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ヌード写真は男性に大きな衝撃を与える。

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そして、戦後の1956年に今日のエロ本の元祖が誕生する。

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「100万人のよる」

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戦後のエロ本に詳しい本橋信宏さん。

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戦後は食べるものがなくて皆痩せていたので、ポッチャリ系が人気だった。

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1980年代コンビニの急増により、エロ本は黄金期を迎える。

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80年代伝説のエロ本。

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デラべっぴん。

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4,50代がお世話になった世代?

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オナマイドw

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アクションカメラ術。
エッチな写真を撮るための指南書。

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エロ本は投稿写真ブームに。

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カメラ小僧…。
今でもいるね。

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やっぱり4,50代が主流だね。

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エロと向き合う男たち。

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ビデオテープが回され過ぎてダルダル。

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レンタルビデオ店で借りてきたテープはちゃんと巻き戻してから返す。

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中途半端なところで止まっていると、そこでイッたと思われるからw

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これよく聞いたけど、誰が言いだしたんだw

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アメリカ版のプレイボーイはヘアヌードだったが、局所はマジックで塗りつぶされていた。

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これやったわw

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そして時代は進み、エロはDVD、インターネットにその主戦場をうつす。

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秘すれば花ー世阿弥「風姿花伝」

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 村上が出演していた「行け行けイケメン!」発見

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村上信五(18)。

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これはあかんわw

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タッキーをライバル視していた頃w

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とうてい勝ち目がないことに20年かかって気づくw

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