武蔵小杉は川崎を代表する工業地帯のひとつでした。



バブル崩壊後工場が次々と移転。
駅前に広大な空き地ができ、川崎は新しい街づくりに取り組みました。



こうして武蔵小杉は、利便性抜群の近代都市に生まれ変わったのです。



80年前の武蔵小杉。
鉄道の路線は今と変わっていませんが…



このあたり一帯は田んぼ。
町はまだなかった。



武蔵小杉の駅は現在とは違う場所にあった。



ということでタモリさんたちが向かったのは、かつての武蔵小杉駅からまっすぐ伸びる一本道。



旧武蔵小杉駅とは反対の方向を歩いて町のルーツを探ります。



武蔵小杉も「ムサコ」。



詳しくはタモリ倶楽部　武蔵小金井 vs 武蔵小山　真のムサコ対決。



直進する（旧武蔵小杉駅方面）車がいない。



メインは赤い道。



メインの道を進むと江戸時代の供養塔がありました。



中原...江戸と彫られてある。



この道は中原街道だった。



江戸と中原を結ぶ中原街道。
その途中に小杉村があった。



福山雅治の「桜坂」は中原街道だそうです。



中原街道は東海道のサブ的な役割を果たしていた。



タモリさんたちは中原街道を江戸方面に進みます。



中原街道のクランクが気になる。



このあたりの住所。
御殿？



古地図を見ると御殿があった。
御殿：将軍が外出する際休憩や宿泊をする施設



陣屋：周辺地域を管理する幕府直轄の役所



御殿や陣屋を守るためにクランクがあった。



小杉御殿の敷地は広大。



徳川家康や二代目将軍秀忠がよく利用したと言われる。



鷹狩りに来ていた？



小杉村は御殿を中心として中原街道の宿場町として栄えました。



昭和になってもこのあたりが町の中心でした。



町はずれに工場ができ、その跡地にタワーマンションが建つ。
こうして町の中心は移っていったのです。



武蔵小杉②に続く