屯田兵の末裔、鈴木さんがたこ足の使い方を説明します。



まず種もみを上にざっとのせる。



種もみをならしてから、横に付いているレバーを引く。



一気に16か所の種まき完了。



タモリさんもやってみる。



効率的に種まきができるたこ足は、瞬く間に北海道中に広がりました。



次にタモリさんたちが向かったのは旭川から西へ20kmの山の中。
ここで旭川の交通（山越え）について探ります。



神居古潭とはアイヌ語で「神のいる里」。



この峡谷が人やモノを運ぶ重要な役目を果たした。



石狩川を石狩鍋で覚えている林田アナｗ



石狩川は旭川から山を貫いて札幌方面に流れ出る。



北海道は約8000万年前に大陸の一部と海底が合体してできた。
合体の際に盛り上がったのが、現在の日高山脈や幌内山地。



川が山を貫くことができたのは、このあたりがジャモン岩だから。



おどろおどろしい漢字を当てはめるｗ



正解は蛇紋岩。
蛇の紋様に似ているのでこの名がつけられた。
地下深くで作られ風化しやすい。



神居古潭一帯は脆い蛇紋岩でできていたので、水が流れることができた。



しかし、蛇紋岩が削られて複雑な地形になった川は流れも複雑になり、船がまっすぐ進むのが難しい、という問題がありました。



明治後半になると、旭川には新たな交通の突破口が開かれます。

旭川②に続く