鴨川と高野川の合流地点からスタート。

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合流地点を地元の人は鴨川デルタと呼ぶ。

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ドラマなどによく出てくる飛び石。

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現在位置。
銀閣寺から西に2キロ離れた場所です。

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案内人は京都高低差崖会の梅林秀行さん。
案内人としてはブラタモリ最多出演。

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橋を渡って、東山が一望できるスポットに。

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大文字山。

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大文字山といえば送り火。

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大文字山は奥東山にあります。

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大文字山の地形と美しき”ニッポン”は深いかかわりがある?

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ここ(鴨川のほとり)は家庭で居場所を失った男たちが来ている?

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最近はすぐ家に帰りたくないサラリーマンが、駅のホームなどで缶チューハイを飲んでいる。
これをフラリーマンという。

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ベンチに座っていたのはフラリーマンではなく、大文字山を解説する大谷大学の鈴木寿志先生でした。

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江戸時代の大文字山の絵図。

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京都の人は大文字山を「見る」とは言わない。
「拝む」と言う。

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京都の中心部に住むと、大文字山の「大」は「K」に見える。

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絵図で見ると、こういう具合。

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京都の市街地からもよく見える高くとがった山の形。

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この高くとがった形は東山独特の地形。

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なぜ大文字山は高くてとがっている?

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ブラタモリの洗礼。

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大文字山と比叡山。

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二つの山の間はなだらかな弧を描いている。
この形が重要。

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大文字山から東に向かって尾根が続いている。
比叡山も同様。

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固い部分が残った?

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どちらの尾根もホルンフェルスという岩石でできている。

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ホルンフェルス:地下でマグマの熱の影響を受けてかたく変化(変成)した岩

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約9000万年前にマグマが地上近くまで上昇。

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その熱で周りの岩が固く変化してホルンフェルスになった。

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マグマは冷えて花崗岩になる。

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歳月とともに少しずつ侵食される。

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やがて花崗岩が地上に露出する。

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ラスクの外側のかたい部分をホルンフェルス、内側を花崗岩に見立てる。

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花崗岩が顔を出した状態にする。
花崗岩は空気にさらされると風化が早い。

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ラスクをかじって即席風化w

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こうして大文字山と比叡山はできました。

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花崗岩が早く浸食され、残ったホルンフェルスが大文字山と比叡山になる。

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ホルンは角、フェルスは岩。
ホルンフェルスは「角岩」。
「角岩」が美しき日本の風景を作った

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角岩と角岩の間は花崗岩。

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だから、白い砂が出てくる。

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これから取り上げることを先に言われてしまったw。

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白砂の秘密を解くために、タモリさんたちは鴨川から東に2キロの場所にやってきました。

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川底が白いから白川

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川底の白砂は、風化しやすい露出した花崗岩が砂になって流れてきたもの。

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花崗岩。

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花崗岩は4種類の鉱物でできているが、その境に割れ目が生じて風化する。

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鈴木先生のイマイチな部活たとえw

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真砂:花崗岩が風化して砂になったもの
真砂化:花崗岩が真砂になること

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剥がれて流れてしまう黒雲母をまた部活に例えるw

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黒雲母は軽い気持ちで入部したのですぐやめてしまうペラペラな奴w

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白砂が美しき日本の始まり。

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枯山水に使われる白砂。

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室町時代以降、京都中のほぼすべての枯山水庭園で白川の白砂が使われている。

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枯山水をすぐ作れるところがある?

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やってきたのは枯山水庭園を手掛ける造園会社

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ここでは枯山水のミニチュア版を作る体験ができる。

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作庭体験をする二人。

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石の配置を決めたら、砂紋を描く。
砂で水の流れを表現します。

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タモリ作庭「朝の海」

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林田理沙作庭「始動」

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京都・東山②に続く