骨は他にどんなメッセージを出しているのか?
「タモリの人体つぶやきマシン」で調べてみる。

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大腿骨。

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筋力アップのメッセージも出ている。

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なんでもかんでも最後に「ばい」をつけるなw

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オステオカルシンには筋肉のエネルギー効率を高める働きもある。

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精力アップのメッセージも出している。

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男性は皆気になるメッセージw

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精巣から精子が生み出される様子をとらえた写真。

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精子の頭と尻尾。

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オステオカルシンにはテストステロンという男性ホルモンを増やす働きがある。

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骨と精子の意外な関係。

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骨は若さを司る臓器。

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若さを保つ骨を強くするにはどうしたらいいのか?

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カルシウムをとることは大事だが、それだけではダメ。

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骨自身が自分の強さを決めるメッセージを出している??

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骨を強くするメッセージとは何か?

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手がかりは南アフリカのある地域に集中している難病の研究にありました。

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患者の一人、ティモシー・ドレイヤーさん(27)。

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難病の名は「硬結性骨化症」。
骨が異常に増え続ける病気です。

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左がドレイヤーさんの頭蓋骨。
右が健康な人の頭蓋骨。
黄色い部分が骨。

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頭蓋骨が増え続けるため脳を圧迫し、聴覚や視覚に障害を引き起こします。

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ドレイヤーさんは4年に1度頭蓋骨を外し、増え続ける骨を内側から削る手術を受けてきました。

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ドレイヤーさんの主治医のハーマン・ハメルズマ博士は50年近くにわたってこの難病の解明に取り組み続けてきました。

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そして、博士は患者の体内にスクレロスチンという物質が欠如していることをつきとめました。

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特殊な顕微鏡で骨の内部をとらえた世界初の映像。

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小さな緑の粒がスクレロスチンと考えられています。

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スクレロスチンが発するのは「骨を作るのをやめよう!」というメッセージ。
体内の骨の量をコントロールしています。

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謎の病をきっかけに骨の量をコントロールするメッセージ物質を特定することができた。

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ドレイヤーさんの体内にはスクレロスチンが全くない。

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逆に骨量が減り続けているコールドウェルさんの体内ではスクレロスチンが大発生していたと考えられる。

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このメッセージ物質をコントロールできれば、骨を健康にして全身を若く保つことができる?

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骨は一見静かに見えるが、作り替えを繰り返している。
3~5年で全部入れ替わる。

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スクレロスチンはブレーキの役目をしている。

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骨を作るアクセル役もいる。

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破骨細胞が骨を壊し、骨芽細胞が新しい骨を作る。
これを繰り返している。

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骨が作り替えを繰り返すのは、一つは疲労骨折を防ぐため、また骨はカルシウムの貯蔵庫なので体内にカルシウムを放出するために自分をいったん壊す必要があるから。

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スクレロスチンがくると骨を作る活動をやめてしまう。
体が重くなりすぎてしまうので余分な骨を作らない。

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人体がやることにムダはあまりない。

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骨の作り替えはどのように行われているのか?

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骨の内部に潜入。

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破骨細胞はカルシウムをいったん取り込んで粉々にして吐き出しています。

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アクセル役のメッセージが届くと…

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骨を作る骨芽細胞が生まれます。

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骨芽細胞はセメントで固めるようにして骨を作ります。

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ブレーク役のスクレロスチンが来ると…

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骨芽細胞の数が減り、骨の建設は休憩に入ります。

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ところで、アクセル役とブレーキ役のメッセージ物質はどこから出ているのでしょう。

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カチカチのカルシウムの柱の中に、まったく別の細胞が隠れていました。
名前は骨細胞。
アクセルとブレーキ、両方のメッセージ物質を出す、いわば建設現場の監督です。

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高精細の顕微鏡によって撮られた実際の骨細胞の姿。

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その数なんと全身で数百億。
骨細胞がメッセージ物質の量を調整することで骨の作られ方が決まるのです。

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若さを生み出す4つのメッセージ。

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骨を作る骨芽細胞にはこれらのメッセージを出す役割もあるのです。

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山中先生のお母さんは元気だったが、転倒して大腿骨を骨折してから一気に悪くなった。
このパターンは多いですね。

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高齢者で骨折をきっかけに認知症など老化現象が一気に進むことがある。

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骨を強くし、若さを手にれる方法とは!?

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”骨”が出す!最高の若返り物質③に続く