夕暮れ時のオープニング

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室蘭は札幌の南。
新千歳空港から車で50分程度。

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室蘭は日本を代表する工業都市。
鉄の町として知られています。

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旅のお題は「工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは!?」

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案内人は地元の高校の先生をしている芳沢文明さん。

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船着き場に移動。
ナイトクルージングで夜の室蘭を見学します。

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白鳥大橋:平成10年開通 橋長1380m
東日本で一番大きなつり橋です。

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夕暮れ時に出航する船。

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つい本音がw

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海から見る工場の夜景

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建屋や煙突を照らすのはライトアップではなく、安全を守る作業灯。

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室蘭は工場夜景ブームのさきがけ。

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今日はもう遅いので続きはまた明日。

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翌日、タモリさんたちが最初にやって来たのは室蘭の太平洋側。
観光スポット、地球岬です。

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昨夜は飲みましたw

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地球岬はアイヌ語でポロチケップ。

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強引な変化w

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展望台からの絶景。

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崖下。

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展望台は断崖絶壁の上にあります。
ポロチケップは大きな断崖という意味です。

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室蘭の街が見られる展望台に移動。

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地球岬の南側には太平洋、北側には室蘭の港と市街地が広がっています。

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工業都市室蘭を生んだ最初の奇跡は、天然の良港があること。

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大きな湾の中に小さな湾がある。
小さな湾の突端が地球岬。

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室蘭の地形を体で表現する。
左肘が地球岬に当たります。

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室蘭からのコマネチw

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室蘭の地質を解説してくれるのは、北海道総合地質学研究センターの山岸宏光さん。

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タモリさんたちは船に乗って地球岬を目指します。

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あの白い崖は何岩?

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凝灰岩:火山灰が固まった石

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銀屏風:夕日が映えて銀色に輝くことから呼ばれる
名勝「室蘭八景」の一つ

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浸食されて亀裂が入った黒っぽい崖。

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タモリさん正解。

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水冷破砕岩:海底で噴出したマグマが急に冷やされ
粉々になった後固まった溶岩

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山岸先生は「水冷破砕岩」の名付け親だった。

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水冷破砕岩は知床や熱海の回でも登場していました。

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地球岬が近づいてきました。

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この岩は何?

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バラバラになった水冷破砕岩を供給した岩脈。

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岩脈:地下から上がってきたマグマが
噴火が収まった時に通り道で固まったもの

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約1000万年前海底で火山が噴火。

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水で急激に冷やされたマグマは水冷破砕岩となり、水中火山の形を作ります。

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噴火が収まると、火山の中に固い岩脈ができました。

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その後海底が隆起。
もろい水冷破砕岩は波で削られ、固い岩脈が露出しました。

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室蘭の断崖絶壁はこうして生まれたのです。

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この海岸線にはこうした岩脈が何本かある。

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地球岬は一つの火山の頂上。

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火山の断面を海の底から持ち上げて見ているようなもの。

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室蘭を天然の良港にした断崖絶壁は、水中火山がもたらした奇跡でした。

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しかし、水中火山が海の上に出てきたとしたら、点々とした島ができるだけのはず。

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でも今は陸続きの半島。
どうやって島がつながったのでしょう?

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室蘭②に続く