この階段の上に高野山の人口維持の秘密がある。

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若いお坊さんがぞろぞろ出てくる。

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学生寮と同じ感じの部屋。

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彼らはここに住みこみで学ぶ「寺生」さん。

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会下:高野山のお寺に特徴的な長屋建築
古くから学生寮として活用 現在は客室にも

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後ろのフィギュアを見る限りまだ俗世を捨てきれていないw

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学費、生活費が免除される代わりにお寺の仕事(作務)をしている。

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寺生さんたちはどうやって集められたのか?
それは町に出るとわかります。

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蓮花院
ヒントは提灯。

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かつての会下

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織田家の家紋。

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こちらは浅野家。

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無量光院
この家紋が寺生を集める仕組みと関係がある?

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蓮華定院
真田の六文銭。

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蓮華定院にお邪魔します。

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真田家と交わした契約書。

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「自分たちの領内のものは高野山に来たら必ず蓮華定院を宿坊にします」。

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宿坊:参拝者が宿泊できるお寺

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江戸時代まで高野山の各寺院は各地の大名と宿泊の契約を結んでいた。

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この高野山と全国各地との結びつきが、全国の若者が寺生として高野山に来るルートにもなっていました。

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僧侶を志願するものは高野山のお寺に送られるシステム。
このシステムがあるから人口は維持された。

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水、食料、人口の問題をクリアした高野山だが、まだ一つ大きな問題に悩まされていた。

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ふざけているタモリ&近江w

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タモリさんたちは空海が最初に開いた修業の場、壇上伽藍にやってきました。
実はここで高野山を悩ませた最後の問題がわかります。

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御影堂(みえどう):内部には空海の肖像画が安置
特別な儀式に参加した僧侶のみが見られる

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実はここに問題の痕跡がある。

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半分溶けたような高欄(手すり)の柱

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なぜこんなふうになったのか?

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正解は焦げた跡。

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金堂の火災:昭和元年12月失火により全焼
複数の建物に延焼した

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高野山を悩ませた問題は「火災」だった。

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金堂は少なくとも6回火災に遭っている。

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根本大塔は5回燃えている。

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山の上なので落雷が多い。

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檜皮葺:薄いヒノキの皮を重ね屋根を葺いたもの
社寺や宮殿などに用いられる

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檜皮葺は火に弱い。

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当時の瓦では高野山の冬の寒さに耐えられなかった。

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山上の仏教都市にとって、火事は避けられない宿命。

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172年ぶりに2015年に再建された中門

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私がやりましたw

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今は壇上伽藍のすべての建築物がそろった奇跡の時代。

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この奇跡の時代を守るため、高野山では画期的なシステムが導入されています。

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ここで前回放送でもお世話になった山口文章さん登場。

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高野山独自の画期的なシステムとは、防火専用地下水路。
総延長8㎞。

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御影堂の前で後ろを向くよう指示される。
その間に何かやっている人が…。

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水に包まれる御影堂。

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まず見られない噴水ショーw

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ドレンチャー:建物の周囲に水を張り、延焼を防ぐ設備

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何度となく火災に遭ったが、独自の防火システムですべての問題は解決された。

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壇上伽藍の建物がすべてそろう奇跡の時に来られて幸運w

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エンディング♪

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次回(9月30日)は高知です。

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