ライン下り船乗り場近くからスタート。

長瀞は荒川の上流部。
ずっと下れば東京湾に出る。

長瀞は「地球の窓」と呼ばれている。
地学的には非常に貴重な場所らしい。

いつも以上に温度差のある二人w

旅のお題は「なぜ長瀞は人を引き付けるのか」。

埼玉県の西にある長瀞は都心から電車で約2時間。
荒川沿いの町。

日帰りで楽しめ、自然を身近に感じられる観光地として有名です。

前回の秩父編でもお世話になった埼玉県立自然の博物館の井上素子さん。

目ざとくマニアックな岩を見つけるタモリさん。

長瀞には年間270万人の観光客が訪れている。

予定では行かないつもりだったが、タモリさんが触れたので紅簾石片岩を見に行く。

片岩:地下深くでつくられた岩
層のような構造が特徴

紅簾石片岩:ピンク色なのはマンガンを多く含んでいるため
世界的にも貴重

川下りを楽しむ観光客は岩の種類までは考えない。
マニアに囲まれ一般人目線を語る勇気ある近江ちゃんw

長瀞と言えば、川下り。
全長約3km。

秩父鉄道の荒川橋梁が見えてきました。

観光スポット① 荒川橋梁

大正3年建造ですが現役。
デザインもおしゃれ。

さらに先へ。

急流を下る。

観光スポット② 小滝の瀬

赤くはないが、中国に赤壁にちなんで秩父赤壁と名付けられる。

観光スポット③ 秩父赤壁

川下りを終え、船着き場にやってきたタモリさんたち。

地質学の専門家、高橋雅紀さんが待っていました。
この方も前回の秩父に引き続き、2度目の登場。

観光スポット④ 石畳

平らな面はどのようにして生まれたのか?

片理:ミルフィーユのように薄い平らな面が積み重なった構造
剥がれやすい

オヤジしかわからないオヤジギャグw

層に沿って剥がれる片理の性質によって平らな面ができる。

~片理ができるまで~
海底に積もった堆積物がプレートの移動によって地中深くに潜り込みます。

堆積物はプレートの動きと大陸の重みによって、押しつけられながら引き延ばされます。

堆積物は、薄い平らな面が積み重なった岩石へと変化します。

7000万年前に地下20kmで起こった現象が、なぜ今地表で見ることができるのか?
これは日本の地質学の最大の謎。

地下深くの岩石が地表に出ているので、「地球の窓」と言われている。

段差はどうしてできるのか?
これには”節理”が深くかかわっています。

節理とは縦横に走る割れ目のこと。

節理は地上にあがってくるときにできる?

地下20kmの片理の状態。
周りから強い圧力を受けている。

地殻変動で片理が地上に出ると圧力がなくなり、岩が膨張して碁盤の目状の割れ目ができる。

節理があると、なぜ段差ができるのか。
木の模型で再現してみます。

積み木を重ねて、片理と節理を再現。

荒川が片理と節理で区切られた岩を剥がして、段差ができる。

この景観は片理と節理によって生まれた。

岩のベンチで一休み。

続いて向かったのは、川下りで見た赤壁の対岸。

赤壁はどうやってできたのでしょうか?

直線的に続く絶壁は、断層が走っていた名残りだと考えられています。

断層の周りは動いた時の衝撃で脆くなっています。

川はもろい部分を優先的に削ります。
こうして赤壁が生まれました。

そして、断層に沿って直線的な川ができました。

このように直線的な川は波が立たない。
こういう流れを”瀞(とろ)”という。

直線的な断層が作った長い瀞なので、「長瀞」。

もしもう少し短かったら、中トロ。
幅がデカかったら、大トロw

続いてタモリさんたちは岩畳から400m遡って、小滝の瀬にやってきました。
小滝の瀬ができた理由を地学的に解き明かします。

赤壁の瀞とは対照的な急流。

なぜここだけ段差(小滝)があるのか?

川が流れていない河原の石も同じ向きを向いている。
川の流れの力で石が同じ方向に傾いたと考えられる。

つまり川は元は崖沿いを流れていた。

ところがある時上流が土砂で塞がれる。

川は片理や節理がある岩畳の上に流れを変える。

川は岩畳から流れ落ち、最初の段差ができる。

最初の段差はこの辺だったはず。

滝は岩を削るので後退する運命にある。

よって、今はこの位置まで後退している。

かき氷のお誘いで目が輝く近江アナw

今までは乗り気ではなかったと…w

長瀞②に続く

地質学の専門家、高橋雅紀さんが待っていました。
この方も前回の秩父に引き続き、2度目の登場。

観光スポット④ 石畳

平らな面はどのようにして生まれたのか?

片理:ミルフィーユのように薄い平らな面が積み重なった構造
剥がれやすい

オヤジしかわからないオヤジギャグw

層に沿って剥がれる片理の性質によって平らな面ができる。

~片理ができるまで~
海底に積もった堆積物がプレートの移動によって地中深くに潜り込みます。

堆積物はプレートの動きと大陸の重みによって、押しつけられながら引き延ばされます。

堆積物は、薄い平らな面が積み重なった岩石へと変化します。

7000万年前に地下20kmで起こった現象が、なぜ今地表で見ることができるのか?
これは日本の地質学の最大の謎。

地下深くの岩石が地表に出ているので、「地球の窓」と言われている。

段差はどうしてできるのか?
これには”節理”が深くかかわっています。

節理とは縦横に走る割れ目のこと。

節理は地上にあがってくるときにできる?

地下20kmの片理の状態。
周りから強い圧力を受けている。

地殻変動で片理が地上に出ると圧力がなくなり、岩が膨張して碁盤の目状の割れ目ができる。

節理があると、なぜ段差ができるのか。
木の模型で再現してみます。

積み木を重ねて、片理と節理を再現。

荒川が片理と節理で区切られた岩を剥がして、段差ができる。

この景観は片理と節理によって生まれた。

岩のベンチで一休み。

続いて向かったのは、川下りで見た赤壁の対岸。

赤壁はどうやってできたのでしょうか?

直線的に続く絶壁は、断層が走っていた名残りだと考えられています。

断層の周りは動いた時の衝撃で脆くなっています。

川はもろい部分を優先的に削ります。
こうして赤壁が生まれました。

そして、断層に沿って直線的な川ができました。

このように直線的な川は波が立たない。
こういう流れを”瀞(とろ)”という。

直線的な断層が作った長い瀞なので、「長瀞」。

もしもう少し短かったら、中トロ。
幅がデカかったら、大トロw

続いてタモリさんたちは岩畳から400m遡って、小滝の瀬にやってきました。
小滝の瀬ができた理由を地学的に解き明かします。

赤壁の瀞とは対照的な急流。

なぜここだけ段差(小滝)があるのか?

川が流れていない河原の石も同じ向きを向いている。
川の流れの力で石が同じ方向に傾いたと考えられる。

つまり川は元は崖沿いを流れていた。

ところがある時上流が土砂で塞がれる。

川は片理や節理がある岩畳の上に流れを変える。

川は岩畳から流れ落ち、最初の段差ができる。

最初の段差はこの辺だったはず。

滝は岩を削るので後退する運命にある。

よって、今はこの位置まで後退している。

かき氷のお誘いで目が輝く近江アナw

今までは乗り気ではなかったと…w

長瀞②に続く
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