ロケ地:文京区・養源寺

出版界ではサーバルキャットの写真集が人気で即日完売というお話。

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ゲストは堀部圭亮さん、関取花さん、都築響一さん。

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今回はスズメ写真家のうえだこうじさんを迎え、少子化が危惧されているスズメの撮影会を開催します。

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撮影会にチャレンジするのは、珍日本紀行で一世を風靡した編集者・写真家の都築響一さん。

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そして、”ひがみソングの女王”と言われるミュージシャンの関取花さん。

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君によく似た人がいる
関取 花
dosukoi records
2017-02-15


今回はスズメが来たら話の途中でも撮影タイムになります。

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うえださんの作品から。

桜の蜜を吸うスズメ

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幽体離脱?
死ぬ前?

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正解はくしゃみの瞬間。
よく見ると唾が飛んでいる。

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少子化によるスズメの危機が言われているが、うえださんには少子化の実感はない。

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ということで、新たにスズメ研究家の三上修さんが登場。

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三上さんによると、3,40年前はつがいの親スズメに2~5羽の子スズメがいた。
今は子スズメが平均1.41羽しかいない。

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少子化の理由① 巣を作る場所が減った
昔は瓦の隙間などに巣を作っていた。

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少子化の理由② 緑地(餌を調達する場所)が減った

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最近は電柱の腕金の中に巣を作るスズメも多い。

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こんな感じ。

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三上さんによれば、この2,30年でスズメは半減した。

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そして、三上さんの推定では現在のスズメの個体数は1800万羽。

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スズメの個体数の推定方法

① まず、単位面積当たりの巣の数を数える
② 環境ごとの巣の密度の違いを確認

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ここでスズメ接近中のお知らせ。

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お話はひとまず中断し、300㎜の望遠レンズでスズメ撮影大会。

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チュンチュン。

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スズメはすぐに飛び去り、撮影タイム終了。

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先ほどの推定法のお話の続き。
住宅地、農村、商用地といった環境ごとの巣の分布を調べます。

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これらのデータをもとに巣の数を計算すると、国内には約900万の巣があるという結果に。
子の数は置いておいて、親の数(つがい)だけでも1800万羽いるということになります。

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ここでうえだこうじさんのスズメ撮影テクニックのコーナー。

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スズメ撮影テク① ぼーっとして静かに待つ

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スズメ撮影テク② 日陰から追い出すようにゆっくり近づく

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日なたの方がきれいに撮れます。

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スズメ撮影テク③ 体に這わせるようにカメラを構える

レンズを突き出すのは、スズメが驚くのでNG。

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レンズを突き出さず、体をそらせて構える。

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スズメ撮影テク③ 取り終わったらゆっくり後ずさりする

スズメは人間を覚えているので、無害であることをアピールする。

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以上。

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練習でもプロはガチで構える。

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スズメ接近するも、撮影隊の人数に驚いたのかすぐに逃げる。

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スズメ待ちの間に、うえださんの作品紹介。

交尾

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スズメは交尾の際、始めにオスが何度もメスの背中に飛び乗る。
前戯らしい。

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砂浴びと水浴び。
両方やる鳥は珍しいそう。

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スズメがなかなか現れてくれないので、スズメの撮影入れ食いスポットに移動。
文京区・根津のお米屋さん、林屋米店。

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軒先にお米を置くと少なくても4,5羽来るそうです。

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売り物にならない砕けた細かいお米を置く。

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スズメを待つ一同。
鳴き声は聞こえるけど、このものものしい雰囲気では…

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空耳アワー♪

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結局スズメは現れずタイムアップ。

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仕方ないので最初に撮った写真で作品発表会。

関取さんの作品。

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何か食べているところ。

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タモリさんの作品。
ひなたなのできれいに撮れている。

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都築さんの作品。

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都築さんは練習用のイラストを撮影していた。

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不完全燃焼気味で終了。

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収録終了15分後、人がいなくなったので安心して集まったスズメちゃん。

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