タモリさんたちが次に向かったのは禅林街の入り口にある、刀鍛冶をルーツにもつ鍛冶屋さん。

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現在は剪定バサミを作っています。
サムライが作った宝④ 剪定バサミ

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木もスパッと切れる切れ味。

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このハサミを使う弘前の宝を探しに、長勝寺の南に広がる住宅街にやってきました。

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宝とはリンゴのこと。
サムライが作った宝⑤ リンゴ

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刀鍛冶が開発した剪定バサミは、実はリンゴ専用のもの。

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リンゴ農家の工藤貴久さんに案内してもらいます。
弘前は市町村別リンゴ出荷量全国1位。
年間6億個生産しているそうです。

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効率良くリンゴを収穫する工夫が”芯止め”。

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真ん中の幹を切ってしまう”芯止め”で枝が横に伸び、農家は楽に収穫することができます。
また”芯止め”によって根が活性化するので、木が長生きできます。

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実はリンゴとサムライには深い関係がある。

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その関係を知るために工藤さんのお宅にお邪魔しました。

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刀…。

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工藤家は代々武士の家柄だった。

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弘前のリンゴ栽培が始まったのは140年前。
明治維新で職を失ったサムライへの失業対策がきっかけでした。

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菊池楯衛:リンゴの開祖と呼ばれる弘前藩士
接ぎ木で苗を増やす方法を確立

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増やした苗を農家に提供し、リンゴ栽培を弘前一円に広めました。

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工藤家所蔵の弘前藩に伝わる罪人の縛り方を解説した巻物。

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縛り方は罪人の身分によって異なる。

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目的が違う縄師w

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なぜか長野生まれの̪シナノゴールドをご馳走になる。

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アップルカッターなら一発で切れる。

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絶妙な甘さ。
食感も良い。

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よその家で食べるリンゴはおいしい説w

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再び弘前城に戻ってきたタモリさんたち。
ここには最後の宝があります。

天守閣より立派な東内門

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サムライが作った宝⑥ 日本一古いソメイヨシノ

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樹齢135年。
ソメイヨシノの平均寿命は約60年。

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先ほど登場したリンゴの開祖菊池楯衛が、荒廃した城を守ろうと私財を投じ1000本の桜を植樹しました。

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桜にも芯止めを施しているので、長寿。
樹齢100年以上の桜がおよそ400本あります。

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花が散った後に桜の木の周囲にたくさんの穴を掘って肥料を入れる作業を何という?

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近江アナ「穴掘り補給?」

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正解は「お礼肥(ごえ)」。
きれいな花を見せてくれて「ありがとう」という意味。

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近江「素敵な名前だった…」
近江アナ赤面w

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タモリさん「お礼肥」の儀。
このお礼肥もリンゴの栽培技術をヒントに始まったもの。
今では全国各地で行われています。

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桜もまさにサムライが作った弘前の宝。

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タモリさんのまとめ。
50年前の弘前の記憶は飲み屋街。
今回の訪問で、武士が活躍していたことがよくわかった。

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エンディング♪

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次回(7月15日)は秩父です。

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