大涌谷からスタート。

近江アナは箱根には20回ぐらい来ている超リピーター。
食べると寿命が7年延びるといわれる黒たまごを食べに家族で来るそうです。

タモリさんは初めての箱根。
大涌谷の景観に驚く。

タモテバコは箱根名物の寄木細工バージョン。

旅のお題は「箱根の地獄が極楽を生んだ!?」。

最初の案内人は箱根の火山を研究している萬年一剛さん。

今タモリさんたちがいる大涌谷はこのあたり。

一昨年箱根で噴火があり、箱根が火山であることが知られました。

噴火が起きる1年前の様子。

今は噴煙が立ち昇っている。

噴火の規模としては比較的小さかったそうです。

箱根を描いた安土桃山時代の絵図。

昔の人は箱根の火山活動を恐れ、箱根を地獄に見立てていた。

一方で、人間は箱根に極楽も作ろうとしていた。

箱根の極楽といえば、温泉。

萬年さんは地獄(火口)の見学許可申請をしたが、「バカ」と言われるw

タモリさんたちは大涌谷の駐車場にある展望台にやってきました。

富士山がぼんやりと見える。

箱根にはあまり山のイメージはない。
箱根山という山はない。

箱根はいくつもの山々の総称。

周囲をぐるりと山々が連なり囲んでいる。

こういう山々をなんというか?
近江「外輪山」
正解!

外輪山の内側は?
近江「カルデラ!」
近江アナが賢くなっちゃうと、視聴者はちょっと寂しいw

箱根の外輪山とカルデラ。
範囲は南北8㎞、東西11㎞。

大きな噴火によってマグマが噴出され、地下のマグマ溜まりに大きな空洞ができます。

その結果、山そのものが陥没し、巨大なくぼ地ができます。
こうしてできた直径2㎞以上のくぼ地を「カルデラ」と言います。

地形図を見ると中心部が陥没しているのがわかります。
しかし、箱根のカルデラの成り立ちはもっと複雑です。

例えば、2つの隣り合う大きな火山があるとします。

それぞれが大噴火を起こし、カルデラを作ると…

2つが合わさり、一つの大きなカルデラを作ります。
こうしてできたカルデラは、「複合カルデラ」といいます。

最新の研究によって、箱根は少なくとも4つのカルデラでできていることが分かりました。

カルデラと温泉の関係を探るため、タモリさんたちは宮ノ下にやってきました。

チャップリンも泊まったという富士屋ホテル。

明治時代、富士屋ホテルの創業をきっかけに多くの外国人がこの地に訪れるようになり、宮ノ下は温泉地として発展しました。

崖下の石垣の隙間から湧き出している源泉。
70℃の熱々。

太閤の滝と太閤秀吉が入ったといわれる太閤の石風呂。

小田原攻めの時に入ったらしい。

谷沿いから湧き出るお湯の量は1日1,000t。
豊富な湯量があるからこそ、宮ノ下は箱根を代表する温泉地として発展した。

温泉は、熱と成分と量が大事。
宮ノ下は3つの要素すべてがそろった理想的な温泉。

この温泉は、実はカルデラが生成しています。

タモリさんが今いるのはカルデラのヘリ 。

断面図で見るとこんな感じ。
カルデラは岩などの礫で、地下100~200mのあたりに埋まっている。

礫には地下水が溜まっている。

そして、マグマ溜まりが地下水を沸かしている。

地獄(マグマ)の上に極楽(温泉)がある。

続いてタモリさんたちが向かったのは、箱根の外輪山の西の端。
ここで箱根火山のさらなる地獄がわかります。

53年ぐらい前、タモリさんは修学旅行でここに来たことがある。

長尾峠から見る絶景。

案内人泣かせのタモリさん。

火山性扇状地をいち早く見抜く。

タモリさんに聞いてもあっさり答えてしまうので、最近案内人たちは近江アナに質問する。

えぐれている神山。

昔はこうだった。

3000年前の火山活動により山体崩壊。

その時の土砂が堆積し、扇状の地形が生まれました。

山体崩壊を見たかったタモリさん。

芦ノ湖も火山が作った?

昔の芦ノ湖は今よりずっと小さかった。

山体崩壊で川がせき止められ、たくさんの水が溜まるようになった。

こうして現在の芦ノ湖が誕生。

せき止め湖は専門用語。

セキトメコというおばあさんいそうw

地獄(山体崩壊)が作った極楽(芦ノ湖)。

箱根②に続く

その結果、山そのものが陥没し、巨大なくぼ地ができます。
こうしてできた直径2㎞以上のくぼ地を「カルデラ」と言います。

地形図を見ると中心部が陥没しているのがわかります。
しかし、箱根のカルデラの成り立ちはもっと複雑です。

例えば、2つの隣り合う大きな火山があるとします。

それぞれが大噴火を起こし、カルデラを作ると…

2つが合わさり、一つの大きなカルデラを作ります。
こうしてできたカルデラは、「複合カルデラ」といいます。

最新の研究によって、箱根は少なくとも4つのカルデラでできていることが分かりました。

カルデラと温泉の関係を探るため、タモリさんたちは宮ノ下にやってきました。

チャップリンも泊まったという富士屋ホテル。

明治時代、富士屋ホテルの創業をきっかけに多くの外国人がこの地に訪れるようになり、宮ノ下は温泉地として発展しました。

崖下の石垣の隙間から湧き出している源泉。
70℃の熱々。

太閤の滝と太閤秀吉が入ったといわれる太閤の石風呂。

小田原攻めの時に入ったらしい。

谷沿いから湧き出るお湯の量は1日1,000t。
豊富な湯量があるからこそ、宮ノ下は箱根を代表する温泉地として発展した。

温泉は、熱と成分と量が大事。
宮ノ下は3つの要素すべてがそろった理想的な温泉。

この温泉は、実はカルデラが生成しています。

タモリさんが今いるのはカルデラのヘリ 。

断面図で見るとこんな感じ。
カルデラは岩などの礫で、地下100~200mのあたりに埋まっている。

礫には地下水が溜まっている。

そして、マグマ溜まりが地下水を沸かしている。

地獄(マグマ)の上に極楽(温泉)がある。

続いてタモリさんたちが向かったのは、箱根の外輪山の西の端。
ここで箱根火山のさらなる地獄がわかります。

53年ぐらい前、タモリさんは修学旅行でここに来たことがある。

長尾峠から見る絶景。

案内人泣かせのタモリさん。

火山性扇状地をいち早く見抜く。

タモリさんに聞いてもあっさり答えてしまうので、最近案内人たちは近江アナに質問する。

えぐれている神山。

昔はこうだった。

3000年前の火山活動により山体崩壊。

その時の土砂が堆積し、扇状の地形が生まれました。

山体崩壊を見たかったタモリさん。

芦ノ湖も火山が作った?

昔の芦ノ湖は今よりずっと小さかった。

山体崩壊で川がせき止められ、たくさんの水が溜まるようになった。

こうして現在の芦ノ湖が誕生。

せき止め湖は専門用語。

セキトメコというおばあさんいそうw

地獄(山体崩壊)が作った極楽(芦ノ湖)。

箱根②に続く
コメント