京都祇園・花見小路からスタート。

gion1

お昼になるとものすごい人出になるので、早朝ロケ。
現在午前7時半。

gion2

馬?

gion3

タモカメ舞妓さんバージョン。

gion4

旅のお題は「日本一の花街・祇園はどうできた?」。

gion5

近江アナは初祇園。
タモリさんも祇園でお酒を飲んだことはない。

gion6

最初の案内人は、生まれも育ちも祇園の太田磯一さん。

gion7

芸妓の豆六さん(左)と舞妓の豆千佳さん(右)。
舞妓さんは芸妓さんになるための修行中の身。

gion8

舞妓さんは昔の子供の恰好。
帯は「だらりの帯」。
自分の髪を結い、季節の花のかんざしを挿します。
芸妓さんになると髪はカツラになり、大人の姿に。

gion9

祇園は鴨川と八坂神社の間、四条通を挟んで北と南にあります。

gion10

 タモリさんたちは美しいたたずまいの南側の街並みを歩いてみます。

gion11

お茶屋さんの許可証。

gion12

お茶屋と言っても、お茶を売っているわけではないw

gion13

 お茶屋さんはお客さんがお酒を飲みながら、お座敷遊びをするところ。

gion14
 
ふらっと来て、気軽に立ち寄れる場所ではない。

gion15
 
もちろん、ブラタモリ様なので特別に中に入れてもらう。

gion16

お茶屋:お座敷があり、酒や料理とともに舞妓・芸妓の芸を楽しめる

gion17

舞妓・芸妓は普段はお茶屋さんにはいません。
デリバリーシステム?

gion18

舞妓さんたちがいる場所を見に花街を奥に進みます。

gion19

髪はいっぺん結ってもらったら一週間はこのまま。
寝るときは時代劇に出てくるような箱枕を使います。

gion20

タモリ「(2週間ぐらいシャンプーしなくても)大丈夫だよね」
豆千佳「そ、そうどすね…」

gion21

 ここが、豆六さんと豆千佳さんが普段いるところ。
二人は豆爾姐さんの妹分。

gion22

ブラタモリボケ担当w
舞妓さん、芸妓さんが住んでいるところは、「置屋」といいます。

gion23
 
犬はお茶屋に呼べませんw

gion24

豆六さん、豆千佳さんのお兄さんになります。 

gion25
 
こちらは仕出し屋さん

gion26

仕出し屋:お茶屋から注文を受け、料理を作って届けるところ
客の食べるペースに合わせ一品ずつ配達する(約15分間隔)

gion36

お茶屋から注文をうけ、料理を届ける仕出し屋。
舞妓さん芸妓さんを派遣する置屋。
これらを手配してお座敷をプロデュースするお茶屋。
祇園の花街はこの3つの分業によって成り立っているのです。

gion28

分業により、お客さんの好みに合わせたサービスが可能になります。
よりきめ細かいサービスを提供するために「一見さんお断り」がある。

gion30

南側の花街ができたのは明治以降。

gion31

今の花街がある場所は、江戸時代まで建仁寺の境内だった。

gion32

明治時代「廃仏毀釈」によって政府が建仁寺の北側を没収し、祇園の組合に払い下げた。

gion33

 タモリさんたちはそれ以前に花街があった境内の外側に行ってみることに。

gion34

道が曲がり始めるところまでが、かつての建仁寺の境内。

gion35

かつての境内の外側にある赤い建物はお茶屋さんの一力亭

gion37
 
忠臣蔵の大石内蔵助は仇を油断させるために遊びほうけてみせた。
そこで通い詰めたのがこの一力亭。

 gion39

一力亭は花見小路と四条通の角にある。
つまり、かつて花街は四条通沿いにあった。

gion40

今の四条通には花街の面影がほとんどない。

gion43

明治時代の四条通には花街があった。

gion41

明治時代の一力亭。

gion42

現在の四条通から見る一力亭。

gion38

現在花見小路側にある一力亭の玄関は、大正元年まで四条通側にありました。
一力亭の玄関の位置と花街の移転は実は関係があります。

gion44

ここでお三方とはお別れ。

gion45

花街が移転した理由を知るため、タモリさんたちは四条通を東に進みます。

gion47

梅林秀行さん登場。
京都の案内人と言えば、この人。

gion46

八坂神社の前までやってきました。
花街移転の理由は、八坂神社にある?

gion48

八坂神社が一段高い位置にあるのは?
近江アナ正解。

gion49

八坂神社の西楼門は断層の上に建てられています。

gion50

八坂神社・西楼門の石段は京都盆地のヘリ。
そして、聖と俗の境目。

gion52

断層崖を登る。

gion53

「大正」と刻まれた石碑を発見。

gion54

石碑の解読のために専門家に来てもらいました。
京都国立博物館の下坂守さん。

gion55

「大正二年十一月西門を移転改築為す」と書いてあるそうです。

gion56

西楼門は北へ3m、東へ6m移動していた。
この西楼門のズレが花街の移転と深く関係している?

gion57

祇園②に続く