タモリさんたちは清水寺を出て、参道を下ります。

kiyomi95

参道は二つの川が削ってできた尾根の上に作られています。

kiyomi44

 有名な三年坂(産寧坂)は北側の谷底に下る坂。

kiyomi96

 三年坂を下ると、橋の痕跡がありました。

kiyomi46

土産物屋のおばちゃんが轟川だと教えてくれました。

kiyomi48

江戸時代の絵図の三年坂には轟川と橋が描かれていました。

kiyomi47
 
轟川は現在ほぼ暗渠になっていますが、八坂の塔までたどることができます。

kiyomi98

橋の痕跡に戻って、暗渠巡りスタート。

kiyomi50

マンホールから水が流れる音が聞こえる。

kiyomi97

途中で犬を散歩中のおじさんが暗渠のコースを全部教えてくれるw

kiyomi51
 
あのおじさんは川の妖精だった?w

kiyomi52
 
川の妖精の言ったとおりに歩くとゴールの八坂の塔に着きました。 

kiyomi53

 近江アナ、暗渠巡りの感想を聞かれる。

kiyomi54

ダウトw

kiyomi55

タモリさんたちは鴨川にかかる松原橋にやってきました。


kiyomi56

ここは清水寺の参道の出発点になります。

kiyomi60

遠くに清水寺が見えます。

kiyomi61

橋から清水寺までの道をかつては「清水坂」と呼んでいました。
坂は斜面という意味だけではなく、境目の「さか」でもある?

kiyomi64

空也上人で有名な六波羅蜜寺

近江「鳥が出てきてる」

kiyomi57

以倉さんにソフトにツッコまれるw

kiyomi58

「幽霊子育て飴」の看板。
このあたりにはそこかしかに「幽霊」の文字が見られます。

kiyomi62

鴨川は三途の川。
ここは生の世界と死の世界の境目と考えられていた。

kiyomi63

タモリさんたちはさらに明確なこの世とあの世の境目を見に行きます。
 
kiyomi65

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)

kiyomi66

閻魔大王が鎮座しています。

kiyomi67

閻魔大王は地獄の裁判官。
だから、ここはあの世とこの世の境目。

kiyomi69
 
閻魔大王の隣に小野篁(おののたかむら)。
小野篁:802~852 
百人一首に参議篁として登場

kiyomi70
 
小野篁は昼は役人だったが、夜は井戸から地獄に行き閻魔様の手伝いをしていた!?

kiyomi71

 熊野観心十界図(江戸時代初期)。

kiyomi72

仏教の世界観、「六道」が描かれている。
六道:地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道
人が死んだ後に生まれ変わる6つの世界

kiyomi73

強欲だった人間は餓鬼道へ。

 kiyomi74

本能のままに生きる畜生道。

kiyomi75
 
苦しみもあるが仏の救いもある人間道。

kiyomi76
 
人が死んだ後、この6つの世界のどこに行くのかを決めるのが閻魔大王。 
小野篁は人間の弁護士的な役割をしていたとされています。

kiyomi77

閻魔様と小野篁がいるこの寺は、まさにあの世の入り口。

kiyomi78
 
お寺の庭にある小野篁が通ったという地獄への通路。

kiyomi79

この下に地獄が…。

kiyomi80

このお寺は地形的にもこの世とあの世の境目にある?

kiyomi82

六道珍皇寺は断層のキワに建てられていました。

kiyomi83

 六道まいり:お盆の前に六道珍皇寺で「迎え鐘」をつき先祖の霊を迎える京都の風習

kiyomi84

最後にタモリさんたちが向かったのは再び清水寺の境内。

kiyomi85

見渡す限りお墓。

kiyomi86
 
参道のある尾根の隣にある尾根は、広大な墓地になっていました。

kiyomi87

高台から参道のある尾根を望む。

kiyomi88

古い絵図には清水寺に向かう参道のすぐ脇に鳥部野という埋葬地が描かれています。

kiyomi89

 清水寺の南側は平安時代から続く広大な埋葬地があった。

kiyomi90

生きているときも、亡くなった後も人は清水を目指す。

kiyomi91

タモリさんの結論w

kiyomi92

エンディング♪

kiyomi93
 
次回(4月15日)は京都・祇園です。

kiyomi94