雁木タクシー登場。

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船に乗って、街と三角州の関係を探ります。

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川岸のあちこちにある雁木。

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川の分岐点にやってきました。
中州の通称サギ島

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その名の通り、サギがたくさんいます。

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船は下流にやってきました。
小舟がシジミ漁をしています。

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大粒の広島のシジミ。

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高低差がない三角州のため、満潮時には海水が内陸にかなり入り込みます。
一帯が汽水域になるため、ヤマトシジミが生息できるわけです。

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船の上でシジミ汁。

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そこに電車が…

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鉄道のニュージャンル、汁鉄w

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シジミの身も大ぶりです。

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続いて船は江戸時代に特別な場所だった平和記念公園の近くへ。

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この辺りはいたるところに雁木(船着き場)があります。

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江戸時代の絵図でみると、このあたり。

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広島城に近く、川に囲まれた今の平和記念公園周辺は物資が行きかう一大商業地だったのです。

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原爆ドームのある場所は、江戸時代には広島藩の重要な施設がありました。

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広島藩の年貢米を収める蔵がありました。

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もちろん、雁木もあります。

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1915年に建てられた広島県産業奨励館。
現在は原爆ドームとして世界遺産に登録されています。

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 広島県産業奨励館は、この辺りが経済の中心地だったからこそ、この場所に建てられたのです。

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一行は広島港に移動します。 
広島の発展を支えたあるものも、実は三角州と関係があります。

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そのあるものとは、路面電車。
三角州と路面電車、どのような関係があるのでしょうか。

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ここからは日本路面電車愛好会の加藤一孝さんに案内していただきます。

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三角州は地盤が弱いので、地下鉄は作りにくい。
その反面、土地が平らなので電車は走りやすいのです。

広島の路面電車:1日平均15万人が利用。車両数も136編成あり、いずれも日本一となっています。

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昭和17年製の651号。
今も現役です。

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車内。

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母方の祖父母が広島だったので、子供の頃よくこんな電車に乗りました。
懐かしい。

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実は被爆していた651号。

私の伯父も路面電車に乗っているときに被爆しました。
満員電車の中心にいたので助かったそうです。

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被爆からわずか3日後、路面電車は一部の路線で運転を再開しました。

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広島の復興を支えた路面電車は、今も市民のシンボルとして街を走っています。

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651号で三角州の街を走ります。

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タモリに驚く広島市民w

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路面電車の車庫に到着。

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タモリさんの故郷、福岡の電車が広島に移籍していました。

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広島では地下鉄ができたことで使わなくなった各都市の路面電車の車両を今も大切に使っています。

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広島は戦後新しく作り直した街と思いきや、昔からあるものをちゃんと引き継いでいました。
三角州ならではの街作りに思いを新たにしたタモリさんでした。
 
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広島のお好み焼き。

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おまけ。
路面電車をビール電車に改造したTRAIN ROUGE(トランルージュ)。

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内装もオシャレ。

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タモリさんはシジミがお気に入りだったようですw

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