馬場ボデーは佐賀県・神埼市にある創業43年の自動車修理会社。
社長の馬場憲治さん(67)を先頭に、自動車修理の技術「板金塗装」で、仕事の合間に様々な芸術作品を生み出しています。

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① 23mのエッフェル塔

会社の敷地内にそびえるエッフェル塔。

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高さ23m。
7年半かけて作った大作です。

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フランス旅行で見たエッフェル塔に感銘して、仕事の合間にコツコツと作り上げたそうです。

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パリの本家では実現できなかった改造計画を実現させたので、両側に塔がついています。

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ポケモンGOにも「佐賀のエッフェル塔」として名前が出てきます。

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一番上まで登ることができます。

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眼下に広がる佐賀の田園風景。

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廃材を利用したので、費用はほぼゼロだそうです。

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② 原寸大のゼロ戦


2年間にわたって魂を打ち込んだ作品です。

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ゼロ戦の整備兵だった馬場社長のお父さんが持っていた資料に基づいて製作しました。

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操縦席の計器。

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 青森県三沢航空科学館の特別展に展示されたこともあります。

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 さらに、映画「永遠の0」にも出演。

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映画の中盤でしっかり登場しています。

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映画のエンドロールにも撮影協力で”馬場憲治”の名前が。

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ゼロ戦は戦没者の供養のために製作。
寄付金850万円で作り上げたそうです。

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③ 世界で賞賛されるスプレー画

馬場社長は、板金だけでなく、塗装の1級技能士でもあります。
スプレー画は、塗装技術の向上のために始めました。 

馬場憲治作「マリリン・モンロー」。

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その作品は、美術展に入選するほどのレベルに達しました。

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宮本武蔵の肖像を描いた受賞作「眼光」。

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馬場さんのスプレー画は国内外の美術展で数々の賞を受賞しました。

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馬場さんはスプレー画を描くまでの過程が面白く、完成した作品については興味がないのだそうです。

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 馬場さんは芸術品を制作する際には、ハートから入ることを大切にしています。
 柔道の絵を描くときには、まず道場に通って段を取ってから制作を始めたそうです。

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マツコ「仕事してるのかな?」
有吉「ほんとうだよ」

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 (馬場さんは)興味を持ったらなんでも一生懸命にやる性格。
アジアマスターズ陸上競技大会の走高跳で、金メダルをとったこともあるそうです。
マツコ「もう絶対仕事してないよね」w