今回の新3大は後世に残したい角打ち酒屋。

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角打ちとは、酒屋さんの店内で立ち飲みをすること。

青山「コンビニやスーパ-で手軽にお酒が買える時代、酒屋さんは減少の一途をたどっています。そんな中、角打ちできるお店にすることで元気に頑張っている酒屋さんがあるんです」

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福岡県・高橋酒店

今回の有識者は、週刊ポストで角打ち記事を連載している人見和生記者(67)。
北九州は各地発祥の地と言われています。

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北九州市内には150軒余りの角打ち酒屋があるそうです。
そんな中でも、高橋酒店は震えがくるほどディープな角打ち酒屋。

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北九州市・折尾地区。
北九州市は官営八幡製鉄所に代表される鉄の街。

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川べりに静かにたたずむ高橋酒店。

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おかみさんの高橋倭文子さん(79)。
創業98年だそうです。

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止まったままの古時計。

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若い頃のジュリー(沢田研二)のポスター。

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 震えがくるほどレトロな店内です。

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角打ちのシステム

飲みたいお酒を取る。

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料金を払う。

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 コップをもらって飲む。

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日本酒の量り売りもあります。
1杯250円。

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つまみは市販のものですがどれも激安。

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店には七輪があり、つまみを炙ってくれます。

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ふりかけ塩サバゆず胡椒添え  180円

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朝9時~(年中無休)
*夏場は七輪やってません

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この町で不動産業を営んでいるアメリカ人のマットさん。
昔、ここで朝から酒やタバコをやりながら囲碁か将棋をしている人たちを見かけ、何の店だと思ったそう。
そして、自分もこの店に入り、以来ハマっているそうです。

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有吉「もう最高だよ」
マツコ「オープンスタイルね」
有吉「ああ、すばらしい!」
マツコ「酒屋なのか居酒屋なのか微妙なぐらいだよね」
有吉「バルですよ、バル」w
 
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神奈川県・新川屋酒店

本来の角打ち酒屋はキュッと飲んで、サッと帰るところ。
基本、料理はあまり置いてない。
でも、新川酒店は料理がうまく、値段も安い角打ち酒屋。

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川崎駅の一つ隣、尻手駅。

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駅から40歩で到着。
昭和8年創業。

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午後5時過ぎ、角打ちタイムが始まります。

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店の奥に行くと、角打ちスペースがあります。

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酒屋の隣に角打ちスペース用の入り口。
午後5時からオ-プンします。

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この家の長女の優子さん。
料理研究家の優子さんの作る料理が絶品。

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手作り料理が20種類以上。

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クジラの刺身 400円

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№1人気
トマトソースのハンバーグ 400円

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マツコ「近所にあったらいいなあ…」
有吉「うん。最高ですよ」
マツコ「八海山350円ってないからね。はあ~」
有吉「今日はちょっと餃子から始まって…」
マツコ「ほんとうね。もうヤダ、もう弁当ヤダ」w

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東京都・藤田酒店


やって来たのは東京・神田。
人見さんによると、藤田酒店は初心者でも入りやすい角打ちの王道の店。

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神田駅から徒歩5分。
創業昭和3年。

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日本酒や焼酎の種類が豊富。

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5時になると早速サラリーマンの団体が。

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 お酒を取り、

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料金を払って飲みます。

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つまみ用の駄菓子やスナックが豊富です。

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この店の一番の目玉は日本酒の3点セット。
日替わり9種の中から3種が選べます。

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日本酒3点セット500円
おつまみ込みでも1000円。

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開始2時間を過ぎる頃には満員電車並みの混雑。

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角打ち酒屋は1次会ではなく0次会として利用されるパターンが多いそうです。

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