ロケ地:横浜中華街

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ゲストは東京03飯塚悟志さん、YOUさん、小島瑠璃子さん。

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今回は中華食材の最新事情をレポートします。

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中華食材№001 くらげ

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 もちろん中国の人もくらげは大好き。

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くらげの炒め物は歯ごたえがコリコリしておいしいそうです。 

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ところが、中国では乱獲が進み高級なくらげが不足しているそうです。
そこに救世主として登場したのが、日本のビゼンクラゲ。

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ここからの解説はくらげ普及協会会長の福田さんにお願いします。

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重慶飯店別館の「くらげの冷菜(1700円・2人前)」を食べながらお話を聞きます。

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中国でとれる高級なくらげは大連クラゲ。
もともと中国では安価な沙クラゲを食べていましたが、経済成長とともに高級な大連クラゲを食べるようなったそうです。

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大連クラゲは乱獲で数が減少しました。

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そこに日本の有明海に救世主が出現。

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ここで獲れるビゼンクラゲ(=大連クラゲ)が中国に輸出されるようになりました。

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しかし、ビゼンクラゲでも供給をまかないきれなくなってきました。
そこで注目されているのが、アメリカ・メキシコで獲れるキャノンボール。
福田さんによると、小さくても食感はバツグンだそうです。

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ここで、日本と中国のくらげの食べ方の違い。
日本人はカサが好きで、中国人は足が好き。

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中国人が好きなくらげの足の炒め物を試食。
重慶飯店別館特製「くらげの足と季節野菜の梅風味炒め」。

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黄色いのはトキイロヒラタケというキノコです。

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くらげの足はコリコリ食感で好評でした。

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 中華食材№002 ザーサイ


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ザーサイ指数?

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解説は東洋証券主席エコノミストの杉野さん。

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中国経済を支えてきたのは出稼ぎ労働者。
一説には中国国内の出稼ぎ労働者は2億5千万人以上。
彼らは景気に敏感で、景気の良い都市に移動する傾向があるそうです。 
出稼ぎ労働者の動向を知るには、ザーサイの売り上げをチェックするのが一番。
これがザーサイ指数です。
ザーサイ指数が上がっていれば、その都市の景気が上向いている証拠。

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菜香新館特製「豚ひき肉とザーサイの蒸しもの」。

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豚ひき肉とザーサイを蒸籠で蒸した一品。
豚とザーサイがよく合うそうです。

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 中華食材№003 ツバメの巣

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アナツバメというツバメが唾液を固めて作ります。

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巣があるのは東南アジアなどにある岩山。

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岩山の洞窟がアナツバメの住処。
巣は高いところでは50~60メートルの高さにあります。

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足場やロープを使って命がけで採集しますが、近年ツバメの巣の取り方に大革命が起きました。

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解説はツバメの巣の輸入会社ジョイオブライフの谷口さん。

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菜香新館「ツバメの巣とかに肉のスープ(5200円・3~4人前)」。

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ツバメの巣は食感を楽しみます。

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ツバメの巣採取革命。
ツバメが棲む岩山のそばにツバメの巣の採取用マンションを建てます。

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多いところでは1棟に約10万羽が棲むそうです。 

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マンションの部屋にできた巣は脚立などで簡単に取れます。

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谷口さんの会社はインドネシアにツバメの巣マンションを8棟所有しているそうです。 

ツバメの巣のマンションの秘密① 1棟の建設費は約300~800万円
ツバメの巣のマンションの秘密② 温度湿度をコントロールして快適空間にする
ツバメの巣のマンションの秘密③ 最初の1羽はテープの鳴き声で呼び寄せる 

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続いて、今中華街で起きている最新ニュース。

中国人の爆買いツアーの余波は中華街にもおよび、中華街に来ているお客さんの三分の一は中国人!

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中国人は中華街であるものを買い占めるそうです。

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解説は耀盛號売店の店長、加藤さん。

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中国人が買い占めるのはラー油。
老干媽(ローカンマ)330円(税込)。

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いわゆる食べるラー油ですが、中国でも普通に売っている商品。

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和食に飽きたツアー客が購入するそうです。
ツアーコンダクターが数十本まとめ買いすることも。

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同じくよく買われるのが、婆婆嘴(ボーボーツェイ)豆腐干(トウフカン)麻辣風味 100円(税込)。
豆腐を干してピリ辛に味付けしたもの。

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ホテルでの部屋飲みのおつまみとして買われるそうです。
山椒が効いた痺れる辛さがお酒に合うようです。

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加藤さんによると、中国人は紹興酒をあまり飲まないそうです。

中華食材№004 メンマ

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 日本ではラーメンの具材として欠かせないメンマですが、最近ある異変が起きています。

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業務用メンマの最大手、丸松物産の許さんに解説してもらいます。

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丸松物産は実はメンマの名づけ親。

メンマの原料は麻竹。

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台湾では麻竹は煮物や炒め物で食べられる食材。
台湾出身の丸松物産の創業者は、これが日本ではラーメンの具になっていることに驚いたそう。 

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そこで、 の上に竹→メンマ、と名づけられました。
そういえば、昔はシナチクと言ってましたね。

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菜香新館特製「メンマと豚バラ肉の角煮」。

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メンマ・クライシス(危機)のお話。

メンマ用の麻竹は9割以上が中国産。
中国での麻竹の生産量
2010年 約5000トン
2015年 約3500トン

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取引価格が安いことを嫌った麻竹農家が、フルーツなどに転作したためだそうです。
このためメンマの価格は高騰。
乾燥メンマ30㎏の価格
2010年 約300ドル
2015年 約600ドル

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丸松物産はメンマ原料の輸入を台湾にも広げているそうです。

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麻竹は亜熱帯で育つ竹。
メンマ好きのタモリさんが沖縄に土地を買って麻竹を育てるかもしれない?w

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