今回の新3大は、訳アリだけどおいしい貝。

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有吉くんはアサリ、シジミ、ハマグリといったオーソドックスな貝なら大丈夫。
マツコさんは貝は苦手。

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だし汁になっているのはいいのだけど、あのビジュアルがダメなんだそうです。
甲殻類(エビ、カニなど)も同様の理由でNG。

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すべてに疑問を抱く哲学するマツコw

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 愛知県・ツメタガイ

有識者、水産ジャーナリストの西潟正人さんによると、ツメタガイはアサリ漁業者の嫌われ者だそうです。
 なぜなら、ツメタガイはアサリを殺す(捕食する)から。

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漁師は獲っても捨ててしまうそうですが、好きな人はツメタガイの歯ごたえのある硬さが好きなんだそうです。 

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 愛知県のアサリ漁場にお邪魔します。
アサリ漁は干潮時の2時間だけだそうです。

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これがアサリ捕獲アイテム”マンガ”。

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マンガの先端を砂に差し込み、腰を揺らしながらアサリを獲ります。
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ついにツメタガイが獲れました。

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北海道の北部を除く全国の沿岸に広く生息しているようです。

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獲れたツメタガイを西潟さん宅で調理。

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軽く塩ゆでしてから中身を取り出し、醤油と酒で煮ます。

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ツメタガイの甘辛煮の完成。

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現場で試食したディレクターの感想。

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要するに硬かった、ということ?w
よい出汁が出るので、地元ではおでんの具にしているそうです。
 
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 神奈川県・ボウシュウボラ


別名ケッポウ。
網に貝が食い込んで、漁師が足で蹴るから。

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危うい旨さ?

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実はボウシュウボラには毒があるw

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相模湾の刺し網漁にお邪魔します。
 
様々な魚介類が獲れる中…

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ついにボウシュウボラをゲット。

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殻の大きさの割に食べられるところが少ないのも市場に出回らない理由の一つ。

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早速、西潟さん宅で調理。
まず、玄関先で貝殻を金づちで割ります。

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内臓には毒があるので要注意!

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内臓を取り除いて、塩ゆで&薄切り。

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ボウシュウボラのお造り完成。

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脚はコリコリした食感でサッパリ。
貝柱は噛むほどに旨味が出ます。

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 ウーロンハイ片手にご機嫌の西潟さんw

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ディレクターによると、ミルガイよりおいしい。

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有吉くんは巻貝がダメ。
メンドクサイ二人w

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富山県・ヒザラガイ

この貝はほんとにおいしいので有識者が内緒にしたかった貝。
磯の香りが凝縮しているそうです。

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有識者の西潟さんももロケに同行。
富山に前のりw

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必須アイテム、ビーカー入りウーロンハイw

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翌朝、富山湾の岩場でヒザラガイを捕獲。

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有吉「何これー
まったく食欲をそそらないビジュアルw

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日本中どこでも獲れるが、見た目のせいかほとんど食べられていないそうです。
マツコさんの気持ちがわかってきたw

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あっという間に大量ゲット。

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漁師小屋をお借りして調理。

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軽く塩ゆでして、殻をむくだけ。

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ヒザラガイの塩茹で完成。

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地元の漁師さんに好評。

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実はヒザラガイは漫画「美味しんぼ」でも至高のメニューとして紹介されていました。

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ヒザラガイの炊き込みご飯。

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これも好評でした。

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見た目のグロさを乗り越えられるか、の勝負?w
北海道には体長40センチのオオバンヒザラガイがいるそうです。

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日本産 魚料理大全
西潟正人
緑書房
2014-09-12