ロケの都合で午前7時スタート

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加藤清正公の像の下に怪しい人影が…。
今回の案内人の熊本城調査研究センター、鶴嶋俊彦さんです。

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加藤清正(1562~1611)といえば、豊臣秀吉の家臣で、熊本城城主。
虎退治のエピソードで勇猛果敢なイメージがあります。

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実像に近いと言われる清正公の肖像画。
イメージと違う…。

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実際の清正の性格は、神経質で心配性だったそうです。

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本日のテーマ:熊本城は”やりすぎ城”
どういうことなのでしょうか。

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鶴嶋さんによれば、心配性の清正は”変態防護マニア”だったそうです。

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熊本が誇る観光名所、熊本城でブラタモリ。
だから、観光客が来る前に早朝ロケ? 

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城の入り口から天守閣に向かってスタート。
早速狙撃兵に狙われる。 

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鶴嶋さん撃たれる。
お城の前に案内人がやりすぎw

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クランク状(枡形)の通路のどのサイドにも銃座があるので逃げ場がない。

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 銃座の裏側に行ってみます。

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スナイパー・タモリw 

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1発で二人倒すw

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熊本城は広い。

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当時の熊本城は櫓(やぐら:矢や鉄砲を発射するための建造物)が林立していました。

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 櫓の総数66。
タモリ「やりすぎ」

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 うかつに近づけば、矢と弾丸の嵐。

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袋小路に誘い込んで、全滅させる。

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天守に向かう通路は6連続で曲がる枡形になっています。

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いやに暗い天守閣の入り口。
その名も闇(くらが)り御門。

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暗闇で待ち伏せる城兵にやられるw

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闇り通路は当時でも珍しい守りの仕掛けだったそうです。

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やっと天守閣にたどり着きました。

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大天守と小天守の間の出っ張りは何でしょう?

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城の図面をみるとセッチンと書かれています。
空中トイレ?

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 トイレに行ってみました。

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昔は金隠しがある方にお尻を向けて、着物の裾を金隠しに掛けたそうです。
衣かけ→金隠し

トイレが空中に出っ張っている理由はいまだに謎。

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空耳アワーw

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天守閣の最上階(6階)から下を眺めると、南側の守りが堅いことがわかる。
なぜ?
答えは後ほど。

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敵が天守まで攻めてきた場合を想定して、さらなる仕掛けがあります。

小天守の下にある階段を下ります。

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 4mの一枚岩の下に抜け穴が…。

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10mある抜け穴をくぐると…。

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城の北側に出ました。

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敵に天守閣まで攻められた場合の脱出口でした。

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清正の仮想敵国は南にいる薩摩(島津氏)でした。

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そのため城の南側に様々な防御策を施したのです。

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熊本城が”やりすぎ城”であることがよくわかりました。

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(2)に続く