今回の新3大は進化した名古屋めし。

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名古屋めしといえば、

ひつまぶし、

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手羽先、

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小倉トースト、

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味噌煮込みうどん、

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 等々、色々とありますが、とにかくルールや体裁に縛られずおいしいものを追求するのが名古屋めしの真髄。
さらに進化した名古屋めしとはどういうものでしょうか。

① 「朝日屋」 きしめん

今回の有識者は、名古屋めしライター兼カメラマンの永谷正樹さん。

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「朝日屋」の堀場さん一家。

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定番のかけきしめん。
ムロアジのダシが効いたつゆと、コシのある幅広麺が特徴。

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進化メニューができたきっかけは、お客さんの要望から。

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試行錯誤してできたのが、この一品。
焼き太きしめん 720円。

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 味付けのポイントは自家製の焼き肉のタレ。

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仕上げに鉄板に入れてグツグツ煮る。

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ニンニクと唐辛子のパンチのきいた味で、箸が止まらない。 

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下に卵焼きが敷いてあるのも、ポイント。
名古屋人は卵と鉄板が大好物w

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干しエビの色味も良いですね。

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堀場夫妻の26年前の結婚式の写真。
いかにもバブル絶頂期の名古屋。

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道端ではない方のアンジェリカw

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② 「とんかつキッチンカナン」 味噌カツ

 味噌カツの味噌は、さまざまな名古屋めしに使われる八丁味噌。

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ご飯にもお酒にも合うドテ煮。

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こちらが「とんかつキッチンカナン」。
名古屋から車で30分。

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定番の味噌カツ。
味噌ダレは隠し味にオイスターソースが入っています。

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進化メニューを考えたのは先代の中島幹さん(68)。
名古屋人は新しいものを作り出したいという気持ちが強いそうです。 

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ヒントになったのは奥さんが朝食に作ってくれたフレンチトースト。

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そして、完成したのがこれ。
味噌フレンチトンカツ定食 1004円。

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タマゴに包まれた味噌カツ。

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パン粉をつけたカツを溶きタマゴにつけて、焼く。

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卵、味噌、カツの三位一体が完成。

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マツコ飯:白飯に味噌おでんの卵を2個乗せ、おでんのつゆをかけてグジャグジャに混ぜてかっこむ。

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名古屋は解放区?
こういう自由な発想がある土壌がノーベル賞受賞者を多く出しているのかもしれません。 

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③ 「喫茶神戸館」 小倉トースト

有識者の永谷さんによると、とにかくゴージャスな小倉トースト。
 
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こちらが「喫茶神戸館」。
名古屋市内、伏見駅から徒歩5分。

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こちらが定番の小倉トースト。
パンに黒ゴマが練り込まれているのが特徴。

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バージョンアップしたきっかけは、「鉄板を使った小倉トーストを作れ」という社長命令。

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 こうしてできたのが、鉄板小倉トースト 650円。

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バニラアイスがドーン。

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そこにお店特製のコーヒーシロップをかけまわします。 
鉄板がジュー。

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クリーミーなバニラアイスとほろ苦いコーヒーが小倉トーストに染みこみ、複雑な味わいが口の中で広がります。

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熱い、冷たい、甘い、しょっぱい、苦いを全部詰め込む。
これこそが名古屋人の欲望の集大成。

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名古屋めしを堪能するためには、名古屋旅行は2泊はほしい。

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