最盛期には都内に3000軒あった銭湯も、内風呂の普及により今では600軒程度。

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今回はそんな中でも熱い銭湯をご紹介。

有識者は日本銭湯文化協会理事の町田忍さんです。

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庶民が銭湯に入るようになったのは江戸時代。
江戸は銭湯文化の中心地でした。

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熱い風呂にさっと入ってさっと出る、これが江戸っ子の粋。
この江戸っ子気質が受け継がれ、今でも東京(特に下町)には熱い銭湯が残っています。

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① 東京都・台東区「燕湯」

午前5時45分、もう人影が…。
燕湯は朝6時から営業している東京でも珍しい銭湯。

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板に「ぬ」は、ぬいた→(湯を)抜いた→閉店中

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板に「わ」は、わいた→(湯が)沸いた→開店中

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燕湯は1950年創業。
営業時間午前6時~午後8時
都内の銭湯では唯一の国の登録有形文化財。 
 
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番台で素敵な熟女がお出迎え。

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常連さんになれば脱衣所に銭湯グッズをキープできます。

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これが熱いお風呂。

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温度46.1℃!

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東京っ子の番組ディレクターがチャレンジ。 
でも、熱くですぐリタイア

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 常連さんたちのアドバイスを得て再チャレンジ。

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頑張ってみたが、熱いものは熱いw

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熱い銭湯マニアの聖地なので、水で埋めようにも取っ手がない。

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爺さんと熱い湯はよく似合うw

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 昭和の銭湯の風情がそのまま残る燕湯。

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46℃は上島・出川でもヤバイレベル? 

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② 東京都・大田区「蒲田温泉」

有識者の町田さんによると蒲田温泉はソフトで熱い黒湯の天然温泉。
ダブルの熱さの魅力…よくわからん。

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1937年創業。
営業時間午前10時~深夜0時。
蒲田駅から徒歩10分。

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今の銭湯はこんな感じの受付が多いです。

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常連さんたちに熱いお風呂の感想を聞いてみる。
なぜ、”男の”をつけた?w

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蒲田温泉には電気風呂、泡風呂、サウナ、水風呂などいろいろあります。

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これが問題の熱いお風呂(手前43.4℃、奥46.1℃)。
黒いのは地層に含まれた植物などの成分だそう。

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17.5℃の源泉を薪で沸かしてます。

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思い切って46.1℃のお湯に入る。
もう熱いじゃなくて、痛い!
数秒でギブアップ。

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 頑張って再チャレンジしましたが、10秒持ちませんでした。

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目を充血させながら湯に浸かるお父さん。
これが江戸っ子名物やせ我慢w

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余裕をかます常連さん。
激辛料理と同じで慣れとマヒが必要?

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プロの上島さんは50℃だとスタッフにキレるそうですw

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「すね毛が抜かれるような痛み」
体験者じゃないと言えない感想w

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 ③ 東京都・荒川区「帝国湯」

有識者の町田さんによれば、「(帝国湯は)全国トップクラスの熱い湯。井戸水を使っているのがポイント」だそうです。

大正5年創業。
営業時間午後3時~深夜0時。

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下町情緒あふれる脱衣所。

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中庭の池には錦鯉。
まさにザ・銭湯。

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 もちろん、壁には富士山のペンキ絵。

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高温湯の温度は47.5℃!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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「痛ってえ」は東京弁ですねw

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体を慣らすため、隣の低温湯へ。
低温湯でも46℃w

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帝国湯のおばちゃん爆笑。

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かけ湯をしてみたが、悶絶w 

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もう一回体を慣らすために45℃の薬湯へ。

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45℃でも十分熱いが、さすがに慣れてコメントも言える。
着実に銭湯力が上がっているw

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最後のチャレンジをしたみたが、47.5℃に弾き返されるw

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人間カーリングw

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 限界のようです。

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ここはプロに任せることにww

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銭湯遺産
町田 忍
戎光祥出版
2007-12