世界理美容選手権大会は2年に1度行われ参加者は1000人以上。
日本のトップ理容師たちはチームを組み3部門に参加しています。



日本の理容技術は世界でもトップクラス。
世界大会でも毎回上位入賞を果たしています。



今回は世界大会でも活躍したトップ選手と言われる理容師さんのテクニックを紹介します。

有識者は2010年の大会で個人総合優勝をした佐藤秀樹さん（42）。
現在は全理容連ナショナルチーム・チーフトレーナーを務めています。


 
①　片桐寿彦のクラシカルカット

有識者の佐藤さんによれば、クラシカルカットはスピードとテクニックが凝縮されたような、オリンピックでいえば100m走のような花形競技なのだそうです。



中でも片桐さんのクラシカルカットの技術はピカイチと、佐藤さんも太鼓判を押しました。

番組スタッフは片桐さんに会うために愛知県東部の新城市を訪れます。



住宅街にある散髪屋さん。



この人が片桐寿彦さん（36）。


 
店内には世界大会で獲得したメダルの数々が展示されています。


 
これがクラシカルカット。
このヘアスタイルにはあらゆる理容テクニックが詰まっているそうです。


 
番組スタッフをモデルにして、クラシカルカットをやってもらいます。


 
カット用のレザーを使い髪をすいていきます。


 
襟足に白→黒のグラデーションを作ります。


 
ハサミを縦に入れて、髪の太さを半分にします。
これで髪の濃さを調整してグラデーションを美しく仕上げます。


 
ドライヤーの熱とブラシで四角にします。
角は上品に丸みを帯びさせます。


 
古き良き日のヨーロッパの上流階級のヘアスタイル完成。


 
せっかくなので、衣装もそれらしくしてみました。


 
わざわざ新城市に行って片桐さんにまた髪をセットしてもらったスタッフ。
マツコ「向島の女将さんみたい」ｗ



②　荻原奈々のプログレッシブ・ファッション

ルールに縛られず自由に創るのがプログレッシブファッション。
荻原さんは女性らしい優しさを持つスタイルで、この部門では女性初の金メダルを獲得しました。

 

荻原さんの職場は東京・四谷三丁目にある創業121年の歴史ある理容室。


 
 店長の荻原奈々さん（38）。