「学校では教えてくれないスポーツの世界」、案内人はタレント、アスリートの武井壮さん(42)。

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武井さんは先ごろ行われた2015世界マスターズ陸上で、金メダル(男子400メートルリレー)を獲得しました。 

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 今日はスポーツについて、とても有意義なお話をしてくれるそうです。

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 スポーツ万能男を作った異常すぎる子供時代

武井壮さんのプロフィール。
なんと10歳でスポーツで生きることを決意したそうです。

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それからアスリートとして生きるために自分でルールを作ったそうです。
酒タバコをやらないのはもちろん、コンニャクも食べないw

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なぜならコンニャクにはカロリーがないから、食べるだけムダ。
味噌田楽が食べたくなったときは、味噌だけ舐めるそうですw

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 いまだにそのルールを守っているのは確かに尋常ではないw

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 スポーツが上達する超簡単㊙トレーニング

 ここで学ぶのはボディコントロール(自分の体を思い通りに動かすこと)。

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武井さんの10歳の頃の悩み。
それは全打席ホームランが打てないことw

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当時武井さんは西武ライオンズの永射選手のフォーム(左のサイドスロー)を真似してたそうですが…。 

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ビデオで撮影してもらった自分の投球フォームが全く違っていたのでショックを受けたそうです。

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頭の中のイメージと実際とのズレ。
これはよくわかります。
自分がスポーツしているところをビデオ撮影してもらうと、だいたいガッカリしますw

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このズレをなくすために武井さんが始めた超簡単トレーニング。

目をつぶった状態で両腕を水平な位置に上げる。

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右腕と左腕のわずかな差が問題。
なぜなら、これが頭の中と実際の動きのズレだから。
ほんの数センチ、数ミリのズレでも、野球やゴルフのインパクトの瞬間では大問題になる。 

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水平のズレが修正されたら、垂直、45度の角度でもやってみます。

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ボディコントロールトレーニングの効果① 手元を見なくても投げたものをキャッチできるようになる
 
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ボディコントロールトレーニングの効果② どんなスポーツでもだいたいの動きはコピーでき、人よりも早くスポーツが上達できる

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  武井流!足が速くなるコツ

 武井さんは19歳の頃と100メートル走のタイムが変わっていないそうです。

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これが今年のマスターズ世界陸上での武井さんの走り(前方)。
走るフォームはよく見ると皆それぞれ違います。

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世界最速のウサイン・ボルトも、速く走るためにある技術をヤッているそうです。

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一見地面を蹴っているように見えますが、これはもう蹴り終わって足を前方に進めようとしている所。

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赤い⇒の方向です。

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蹴り足を後方に行かせ過ぎてしまうと、足が前に出てこなくなってしまう。

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武井流速く走るコツ① 足が地面についたらそのまま踏ん張らずにすぐに足を地面から離し前に出す

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武井流速く走るコツ② 腕を振る反動を使って体の重さを軽くする

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足が速い人がやってるのは、自分の体を常に軽い状態にできるか、なのだそうです。

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ここでさらに速く走るコツを説明するため、3つのボール(ボーリングの球、野球の球、卓球の球)が用意されました。

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それぞれ、スタート時点、中間地点、ゴール手前でのランナーを現します。

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武井流速く走るコツ③ スタートの時は足の筋力は使わず、体を前に倒したり腕を振ることで体重を移動させる。

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スタートは体重移動…これは目からウロコです。
確かにスタートの姿勢は見よう見まねで、スタートの仕方はちゃんと教えてもらった記憶がありません。
やみくもに地面を蹴っていた。
 
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 武井流速く走るコツ④ 中間のスピードの時は地面を蹴るのではなく地面を触るイメージで走る

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武井流速く走るコツ⑤ トップスピードになって来た時は地面を思い切り蹴って走る

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要は適切にボディコントロールして、エネルギーのロスを最小限に抑えて効率良く走るということだと思いますが、実際に習得するのはたいへんそうです。

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 究極の「ヤッてる」をやってる最強のアスリート 

ヤッてる武井さんより、もっとヤッてるのがハンマー投げの室伏広治選手。

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ハンマーの重さは16ポンドのボウリング球と同じ(約7.2㎏)。
実際に持ってみるとかなり重い。

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これを室伏選手は渋谷のスクランブル交差点から109まで飛ばすそうです。
ボウリングの一番重い球と考えると、凄いですね。

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スタジオで回すとかなり迫力がある。

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テレビで見ると確かにコンパクトに見えます。

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ヤッてるの意味はわかりませんでしたが、武井さんが室伏広治選手をとてもリスペクトしてるのはわかりました。 

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