飛び出す絵本の歴史は意外に古く、18世紀頃に発明されたそうです。
もともとは医学や天文学の教材として平面ではわかりにくい内容を解りやすく解説するために作られたものだったのですが、いつしか子供向けの絵本に使われるようになったのだそうです。

近年の大ヒット作は、2004年出版の「不思議の国のアリス」。

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 このブログ記事の最後に飛び出します

最近では映像作品を再現したものが流行したり、

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飛び出す高さも大幅にアップしました。

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今回の有識者は、嵐田夫妻。

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ご夫妻は鎌倉でしかけ絵本だけの専門店を営んでいるそうです。

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メッケンドルファーHP

① ロマンあふれる”のびる”絵本 

嵐田夫妻が最初に持ってきたのは、「タイタニック」。

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海面から船尾を突き出して沈没する場面?
それとも、デカプリオとケイト・ウインスレットが船首で十字架になるところ?

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ドーンとタイタニック号まるごとでしたw

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1メートル以上あります。

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映画に登場した大階段など、船の内部も見られます。

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船が大きすぎるので、お話は別冊。

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② ”グルッ”としちゃう絵本

 飛び出す絵本は進化や復活を経て、様々な飛び出し方が生まれました。

表紙ごと絵本が伸びて、穴からのぞくと奥行きのある風景が見える。

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 パペットマペット風の飛び出す絵本。

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そして、今回嵐田夫妻が紹介する絵本は今までにない発想の飛び出し方。

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舞踏会に招かれなかった4人の妖精が、舞踏会に潜入しようとするがすべて失敗。
しかし、最後には優しい王様のおかげで舞踏会を楽しめましたとさ、というお話。
 
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一見普通の絵本ですが、最後のページのところで…

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 ぐるっと広がり回り舞台のようになります。

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絵本のお話の世界のドールハウス。
 
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オーブンをあけると焼き上がったパイが飛び出したり、

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登場人物の紙人形で遊んだりできます。 

 
この絵本を子供にプレゼント。
以前、「妹たちがうるさく眠れない」と投稿した、たけとらくんと双子の妹たち。 

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兄たけとら主導権を取ろうとするも…

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妹たち独占。

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妹たちが遊んでいる間、寝不足のたけとら、寝るw

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③ 学べすぎる絵本 

飛び出す絵本はファンタジーだけでなく、定番の図鑑シリーズもあります。

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そして、教材にも”飛び出しすぎる”ものがあります。

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 「人体図鑑」。
イギリスで出版されたそうです。

最後のページを広げると…

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身長140センチの人体が飛び出す! 

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内臓の部分も数層に分かれて奥まで観察できます。

これを再びたけとら兄妹に与えてみる。

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結構喜んでいる。

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でも、すぐベリッとされそうな予感が…

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ビートたけし、偉大なり。

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結局、有吉&マツコが一番好きなのは「不思議の国のアリス」 。

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そのうちPCのモニターも3Dになるのかもしれません。
 
不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)
ロバート・サブダ
大日本絵画
2004-11-16


太古の世界 恐竜時代 (しかけえほん)
ロバート サブダ
大日本絵画
2005-09


人体絵本―めくってわかる からだのしくみ
ジュリアーノ フォルナーリ
ポプラ社
1997-04