鶴見線と南武線を電車で旅する企画。
本来なら別の路線である鶴見線と南武線を貸切の車両で直通で走ってしまいます。

筆者は鉄道については門外漢ですが、タモリ電車クラブの威光がこの業界でいかに偉大であるかは理解できます。
昔で言えば、”お召し列車”みたいなものですね。
 
ところで、先週放送された鶴見線がなぜ鉄道マニアに人気があるのか。
一般人から見るととても不思議ですが、それなりの理由があるようです。
まず、工業地帯を走る路線のため、車窓に非日常的な風景が展開されること。 
そして、個性的な駅があること。
例えば、国道駅ではレトロ、といういうよりも、時の流れから置き去りにされたような光景を見ることができます。

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 飲み屋付きタイムトンネルのような高架下

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米軍の機銃掃射の弾痕

海芝浦駅は、東芝の工場に直結しているため東芝の関係者しか降りることはできませんが、プラットフォームからの景色が良いので、ここに来る鉄道ファンは多いそうです。

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都会のローカル線と呼ばれる鶴見線は、気軽に旅行気分を味わうにはうってつけの鉄道のようです。 
 
さて、今週はいよいよ鶴見線の車両が南武線に乗り込みます。 
南武線は、

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こういう車両ですが、そこに

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鶴見線の3両編成が乗りこみます。

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テンションが上がる鉄オタの面々(オードリー若林を除く)

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春日も南武線カラーのベストにお召かえ (本日唯一の見せ場w)

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車両は黄色の鶴見線から、柿色の南武線に路線を切り換え、中原電車区まで走ります。

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先週飛ばしてしまった「空耳アワー」ですが、電車内なのでタモリさんも気もそぞろ。
 
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鉄オタモデル市川紗椰さんによると、南武線は「いつ酒盛りが始まってもおかしくない(雰囲気)」なのだそうです。 

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南武線の駅を通過すると、プラットフォームの人々は鶴見線の車両に注目します。
どこで情報を得たのか、撮り鉄も駅で待ち構えていました。

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撮り鉄の演歌歌手徳永ゆうきくん(18)が自慢フォト・コレクションを披露したり、
 
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南武線のクリス・ケプラーも紹介されました。
たしかに車内アナウンスの声はクリス・ケプラーに似ていました。

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そうこうするうちに、中原電車区に到着。
 
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ここで作業着に着替え、

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車両を洗います(楽しいの?)。
 
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本日2回目の空耳アワー。

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市川さんは4回目の電車企画出演ということで、

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タモリ電車クラブの会員証を授与されました。
とても嬉しそうでした。

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羨ましそうに会員証を見る徳永くんですが…、
タモリ「童貞にはあげられない」w
 

鶴見線物語
サトウ マコト
230クラブ
2005-11


鶴見線貨物回顧 (RM LIBRARY 124)
渡辺 一策
ネコ・パブリッシング
2009-12-01