● 驚きの日本フィギュア裏事情

① 日本のフィギュア人口

日本のフィギュアスケートの競技人口は、アメリカ約17万人、カナダ約12万人に対して約4800人。
しかしながら、この十年の五輪・世界選手権でのメダル獲得数はトップなのだそうです(日本21個、アメリカ11個、カナダ10個)。
選手層は薄いながらも、選ばれた才能ある選手たちがしのぎを削りあっているのが日本フィギュアスケート界なのでしょうか。

② フィギュアにかかるお金

フィギュア選手の年間活動費はトータルで約2400万~3800万円。
トップ選手になるまでに20年かかるとすれば、約2億円かかるそうです。

う~ん、これでは競技人口が少ないのもうなづけますね。

● マツコが尊敬する天才スケーター、伊藤みどり
 
伊藤みどりさんの略歴

5歳  山田満知子コーチと出会い、本格的にスケートを始める
11歳 小学校5年生で全日本選手権3位、天才スケーターとして注目を集める
18歳 カルガリーオリンピック5位入賞
19歳 NHK杯で、女子選手としては初のトリプルアクセル成功
    世界選手権優勝(日本人・アジア人初)
22歳 アルベールビルオリンピック銀メダル(日本人初)
    4月引退発表
現在45歳 子供たちにスケート指導

伊藤みどりさんが自身の選手生活の中で、最高のジャンプと認める演技がこちらです。

1989 NHK杯 フィギュアスケート女子シングル
 
この大会では6種類の3回転ジャンプを成功させ、金メダルを獲得しました。 

 プライベートでは舞台俳優との2年間の結婚生活の後2006年に離婚、その後2009年に一般人男性と結婚して現在に至っています。

● マツコフィギュア体験

マツコさんにもフィギュアスケートを体験してもらいたいということで、スタジオ内に小さなリンクが用意されていました。 

最初はフィギュア選手の頭にカメラを取り付け、3D対応ヘッドマウントディスプレイという装置で滑るスケート選手の目線をマツコさんに体感してもらいます。

ただ、リンクが小さくてダイナミックなジャンプやスピードがなかったせいか、ディスプレイを装着してロボコップのようになったマツコさんの感想は「ここまでのものを作った効果はない」ということでしたw

次は「マツコさんと一緒にスケートしたかった」という伊藤みどりさんの願いをかなえるべく、マツコさんもリンクへ。

しかし、あの巨体がリンクで転んだら一大事です。
思案した挙句に出たアイデアはキャスター付きのソファにマツコさんを座らせ、それをスケート選手数人で引っ張るというものでした。 
 
figyua3
 
ソファに座らされて小さなリンクををぐるぐる引き回されているマツコさんを見ていると、なぜかボリショイサーカスの熊を思い出しました。 
figure2
本人は楽しくなかったようですが、視聴者は面白かったと思いますww
 
 
 
伊藤みどりの フィギュアスケート・ライフ DVDボックス
伊藤みどり
株式会社ジュニア・ドリーマーズ・インターナショナル
2007-08-10