33歳の主婦の方から、「うんこ」と「うんち」はどちらが上品な言い方なのかという質問がありました。

ご本人は子供たちに対して、「うんち」と言っているのだそうですが、幼稚園のセレブママたちは「うんこ」を使っているのだそうです。 
投稿者のイメージでは「うんこ」はいかにも臭そうで下品な言葉に感じられるのだそうです。

手元にある辞書を引くと、どちらも(大便の)幼児語という素っ気ない記載しかありませんでした。

私のイメージでは、「うんこ」は主として大人の大便、「うんち」は主として子供の大便を指して使う言葉のような気がします。
男女で言うならば、「うんこ」は男性的で、「うんち」は女性的です。
さらにいうならば、「うんこ」はやや固めで暗褐色、「うんち」は水気があり、色も明るめの褐色です。
 
よって、母親が幼い子供に対して使う言葉としては一般的には「うんち」の方が似つかわしいような気がします。
ただし、ヤンママなどは子供に対しても「ちゃんとウンコしたか?」などとと言った方が自然です。 

おそらく、投稿者のママ友は昔はヤンキーだったのですが、今は転向してセレブ志向になったママだと思われます。
本物のセレブ女性は、「うんこ」とは絶対言いません(知らないけどww)。

有吉、マツコの二人は「うんこ」、「うんち」に関係ある言葉として、○○コ、○○ポ、○ン○ンを挙げていました。
二人が完全に悪乗りして○○コ、○○ポを連呼していたので、夏目三久さんは顔では笑いながら目で「イーカゲンにしてほしい」と訴えていました。

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 実は怒り新党のキーパーソン?

有吉君はさらに女性生殖器の呼称について言及し、小学生の頃読んだ本に女性のアソコは「おぱんぽん」と呼びましょうという記載があったということを話していました。
 
これについてちょっとググってみましたが、確かに男性生殖器の幼児語はある(おチンチンなど)のに女性のそれには対応するものがなく、かつ広く使われる俗称(お○○こ)には猥褻なイメージが強すぎるということで、新しい呼び名を提唱する運動が何度かあったようです。
「おぱんぽん」もその一つですが、未だに新名称が定着していないところをみると、それらの試みは失敗に終わってしまったようです。

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「おぱんぽん」の話はセーフだったようです。

昔、トルコ風呂はちょっとまずいということになり、新呼称のソープランドはすぐに定着しました。
これは大げさに言えば”外交的配慮”という意味あいがあったのだと思います。
女性生殖器の新呼称が広まらないのは、あまり必要性が感じられていないからなのでしょうか。
興味深いところです。
 
話を本題に戻します。
結局、怒り新党の見解としては、投稿者の主張通り、「うんち」が適切ということで落ち着きました。
よかった、よかった。