もう20年前くらいから朝の連ドラを見る習慣がついているので、面白くても面白くなくても見続けています。
朝の連ドラは割と当たり外れがあります。
今放映中の「花子とアン」はまだ始まったばかりなので、まだなんとも言えません。
ストーリー自体は女性の主人公が様々な困難にめげず、様々な出会いがあり成長してゆく、という朝の連ドラの王道というか、いつもの定番です。
このパターンは場所や時代設定が変わるだけで、朝の連ドラの9割を占めています(私のカン)。
要はこのお決まりのパターンをどう見せるかが、勝負になってきます。
「花子とアン」のストーリー展開は今のところフラットな感じです。
花子は停学・退学処分になりそうな騒動を起こしますが、私は主人公の行く末をある程度知っているので、どうせ収まるところに収まるだろうという目で見ています。
こう書くとつまらないと思っていると思われるかもしれませんが、気の弱い私は結末がある程度わかっている方が安心して見られていいのです。
水戸黄門で最後に悪者は必ず成敗されると解ってみているのと同じです。
私は今のところストーリーよりも登場する役者さんたちに興味を持ってみています。
例えばブラックバーン校長役の女優さん(トーディ・クラーク)。
彼女はロサンジェルスを拠点として演技指導の先生をされているそうです。
実際は役柄の雰囲気よりもお若い
他に先生役ではともさかりえ。
彼女は明るい役が多く、口が曲がっているのがチャームポイントですが、今回の冷淡な先生役では口の歪みが性格の歪みとして表現されている(、と思います)。
いつもの朝ドラパターンだと、本当はいい人だったということになるはずですが、どうなんでしょう。
それから忘れてはいけない、ハリセンボン春菜。
芸人用語でいうところの出オチなんですが、どこか可哀想なヒール役は秀逸です。
彼女は登場するだけで周囲を沸き立たせる”華”のある芸人さんですね。
悪い顔してみました
甲府の家族では、妹役の黒木華。
「純と愛」では主人公の恋敵のOLとして出演していましたね。
彼女の純日本風の顔立ちは今逆にビビッドな感じがします(でも実はハーフらしい)。
海外で大きな賞も受賞してノリにノッテます
もちろん今後物語の中心となる二人にも注目しています。
もはや大女優の貫禄のある仲間由紀恵。
葉山様が醸し出している”違和感”と”鬱屈”はさすが
そして、主人公の吉高由里子。
吉高といえば、酔っぱらい(笑)。
「ハイボール、イ~エィ」と言って欲しかった
ストーリーは定番ですが、随所に見どころを用意している「花子とアン」、今後も期待は持てそうで楽しみです。
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