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ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:高野山









この階段の上に高野山の人口維持の秘密がある。

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若いお坊さんがぞろぞろ出てくる。

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学生寮と同じ感じの部屋。

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彼らはここに住みこみで学ぶ「寺生」さん。

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会下:高野山のお寺に特徴的な長屋建築
古くから学生寮として活用 現在は客室にも

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後ろのフィギュアを見る限りまだ俗世を捨てきれていないw

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学費、生活費が免除される代わりにお寺の仕事(作務)をしている。

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寺生さんたちはどうやって集められたのか?
それは町に出るとわかります。

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蓮花院
ヒントは提灯。

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かつての会下

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織田家の家紋。

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こちらは浅野家。

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無量光院
この家紋が寺生を集める仕組みと関係がある?

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蓮華定院
真田の六文銭。

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蓮華定院にお邪魔します。

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真田家と交わした契約書。

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「自分たちの領内のものは高野山に来たら必ず蓮華定院を宿坊にします」。

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宿坊:参拝者が宿泊できるお寺

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江戸時代まで高野山の各寺院は各地の大名と宿泊の契約を結んでいた。

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この高野山と全国各地との結びつきが、全国の若者が寺生として高野山に来るルートにもなっていました。

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僧侶を志願するものは高野山のお寺に送られるシステム。
このシステムがあるから人口は維持された。

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水、食料、人口の問題をクリアした高野山だが、まだ一つ大きな問題に悩まされていた。

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ふざけているタモリ&近江w

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高野山の総本山、金剛峯寺からスタート。

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まずお参り。

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今回の旅のお題「高野山はなぜ”山上の仏教都市”に?」。

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タモリさんの標高が測れる時計で見ると、ここは標高約800m。

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高野山は標高800メートルの山の上に東西4km、南北3kmの町が広がる不思議な場所。
今回はその謎を解き明かしてゆきます。

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案内人は宮大工の棟梁、尾上恵治さん。
高野山の町中の建築に携わってきました。

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高野山のお寺の数は?

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リアクション良すぎw
117あるそうです。

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高野山金剛峰寺:
山全体が境内 その中に117の塔頭寺院がある
現在いるのはその全体を統括する場所

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つまり、高野山はお寺の中に町がある!

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なぜこのような山上の仏教都市が生まれたのか?
それはまず、ここは人が生きていくために必要なものに恵まれていたから。

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タモリさんたちが次にやって来たのは町のメインストリート
ここで高野山が奇跡的に恵まれていたものが何かわかります。

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尾上さんが建てたコンビニ。

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やっぱり、水か。

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今は暗渠になっていますが、昔はここに御殿川という川が流れ千手院橋という橋が架かっていました。

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江戸時代の絵図で千手院橋を確認。

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日本最高点にあるスクランブル交差点。
週末は渋谷より外国人の比率が高いそう。

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水の流れを確認。

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高野山は山の上にもかかわらず、豊富な水に恵まれた都市だった。

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豊富な水をもたらした高野山の地形と地質はどういうものか?
その答えを探しにあるお寺(不動院)にやってきました。

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池の水はいくらでも湧いてきて涸れることはない。

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水源のある場所に向かう途中、次の案内人が待ち受けていました。
産業技術研究所の栗本史雄さん。
地質の専門家です。

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水源のあるあたりに到着。

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高野山の町を朴の葉で例える。

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中央が一番低いので周囲の水が集まって川ができる。

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高野山の地形図と水の流れ。

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路傍の石のように見えるがこれも五輪塔。
よく見ると地・水・火・風・空を分ける線が入っている。

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一石五輪塔と言い、庶民の五輪塔です。
木下さんの推測では100~200万は埋まっているかもしれない。

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庶民の五輪塔に思いをはせる。

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パナソニック。

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クボタ。
企業墓:企業が会社の物故者の慰霊などの目的で建てた石塔

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フグの供養塔。

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シロアリの供養塔もある。

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この橋から先は聖域中の聖域。
テレビ撮影はできない。

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橋を渡った奥にある燈籠堂に空海の御廟があります。

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橋から先は3人だけで参拝。

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参拝を済ませて戻ってきました。
平日でも結構たくさんの人がお参りに来ているそうです。

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あじみ地蔵

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空海はまだ生きていると考えられているので、毎日1日2回ここで食事を作っている。

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このお地蔵さんは空海の食事の味見をする。

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10時半に出した御膳が帰ってきました。

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食事を提供する仕事は1200年間ずっと続けられています。

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精進料理ですが、パスタや焼きそばを出すこともある。

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壇上伽藍は生きていた空海のステージ。
奥の院は魂となった空海のステージ。
これが空海テーマパークの仕掛け。

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高野山霊宝舘
最後に空海がこの世に実在した証を見せてもらいます。

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案内をしてくれるのは先ほど金堂の両界曼荼羅を解説してくれた山口文章さん。
霊宝館の館長でもあります。

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先週の続き。

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今週も世界遺産に指定され、年間180万人の観光客が訪れる高野山をブラブラします。

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旅のお題は「高野山は空海テーマパーク!?」。

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東西4kmにわたる高野山には2つの重要な聖地があります。
一つはお堂や仏塔が建ち並ぶ壇上伽藍。
もう一つは空海の御廟がある奥の院。

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案内人は先週に引き続き高野山大学の木下先生です。

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先週とダブりますが、壇上伽藍の根本大塔からスタート。

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空海は31歳で遣唐使として中国に留学。
わずか1年で優秀な成績をおさめて帰国した。

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しかも、中国の密教のトップから次世代の後継者として指名されていた。

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空海は1年で帰れてラッキー。
次の帰国便は30年以上あとだった。

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空海が帰国していなければ、この高野山もなかった。

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空海がもたらした真言密教について少しお勉強します。

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先生は総本山金剛峰寺の山口文章さん。

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壇上伽藍にある祈りの中心地、金堂を案内してもらいます。

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高野山総本堂の金堂の内陣
内陣:仏様を祀っている場所

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左右にかかっている軸を両界曼荼羅という。

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曼荼羅とは仏教の世界を図によって表わしたもの。

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右手にあるのが「胎蔵界曼荼羅」。

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左手にあるのが「金剛界曼荼羅」。

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真言密教は言葉で理解するのがとても難しい。
両界曼荼羅なしには真言密教の教えは伝えられない。

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つまり、この両界曼荼羅は空海の思いを図解したもの。

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胎蔵曼荼羅は物質的な広がりを表わしている。

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真ん中に中心のエネルギーがあってそこから四方八方に広がってる。

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太陽を中心とする太陽系の星々。
核を中心とする細胞。
中心があって、そこから広がりを持つ物質の世界。

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一方、金剛曼荼羅は9つに分かれている世界のつながりやストーリー。

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右下から始まって、反時計回りに回り真ん中に到達。
時間の概念が入っている。

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車で45分ほどで山頂付近に到着。

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標高850m地点。
向こうに見えるのは紀伊山地。

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後宇多上皇のように1町ごとに町石にお経を唱えながら6時間も歩けば気絶するのも道理。

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「7町」の町石発見。
あと770mほどで高野山の中心に着きます。

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高野山の入り口、大門

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クマ出没注意。

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ちょっと山道(町石道)を登って歩いてきた人の気分になる。

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6時間かけて山道を歩いた末に見る朱色の大門は感動的だったことでしょう。

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大門はいわば空海テーマパークのメインエントランス。
入り口まで遠い!w

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門をくぐって中に入ります。

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「千と千尋の神隠し」みたいだ…。

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山頂に忽然と現れる町並み。

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東西の幅約4㎞。

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6時間かけて山を登ったら、大きな門の向こうに町がある。
まさに異界。

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江戸時代の高野山の絵図。
最盛期で2000のお寺があった。

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高野山は他に類を見ない宗教都市。

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絵図をよく見ると入り口に女性がいる。

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女性は門をくぐれたが、そこから先には行けなかった。

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1000年以上女人禁制だった高野山。
女性の高野山参拝は町を覗き見ることだった。

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女性でも高野山の外周は歩くことができた。

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ロクロ峠。

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女性はろくろ首のように首を長くして高野山の町をのぞいていた。

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明治5年に女人禁制は解かれたので、近江アナも中に入れます。

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「5町」の町石

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「1町」の町石を目指して歩く。

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ついに「1町」の町石にたどり着きました。

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「1町」の町石のそばにある壇上伽藍
空海が高野山で最初に開いた修業の場です。

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