昨日の「秘密のケンミンSHOW」では石川県、金沢のおでんを特集していました。
おでんは地方によってバリエーションがあるのは知ってしましたが、金沢のおでんはかなりユニーク、というか進化しています。
あっさりとした繊細なおつゆで素材の味を楽しめるようにしているのが金沢風。
そこに金沢ならではのおでん種が入ります。 

 まず、梅貝。

baigai

北陸地方で多く取れる貝だそうです。
箸の先で身をくるんと取り出して、パクッ、日本酒をキュッ。
部下のお皿に梅貝を入れてあげて、「バイガイしだっ」とか言ってたオヤジもいたんでしょうか。

そして、赤巻き。

akamaki

鳴門巻に近いものらしいですが、北陸では一般的な巻き蒲鉾だそうです。
これがあると、金沢のおでんを食べているという実感がわきそうです。
金沢おでんのヴィジュアル担当。
 
続いてふかし。

 fukasi

はんぺんに似ていますが、つみれとはんぺんの中間ぐらいのおでん種。
柔らかいけどコシがあるそうです。
 
 さらに、車麩。

kurumafu

昔、すき焼きに入っていたことがありましたが、ここ数十年車麩は食べていません。
原料は小麦粉ですから、チクワブと同じですが、小麦粉感まる出しのチクワブと違いちょっと上品な感じがします。 
汁もよく吸うでしょうから、おいしそうです。

出ました、カニ面。

kanimen

卵を持った香箱蟹(メスのズワイガニ)の身とミソと卵が殻に詰まっています。
不味いわけがない。
値段は少々張りますが(番組では1500円でした)、納得のプライス。

番外編は、どて焼き

doteyaki

金沢のおでん屋さんの定番サイドメニューだそうです。
豚バラ肉をサッと茹で、白みそを塗るのが金沢流のどて焼き。
これでおでんの合間にワンクッション入れるそうです。
濃厚な箸休めだ、でも、うまそうだ。

TBS「マツコの知らない世界 おでんの世界」で紹介されていた肉いなりが紹介されていなかったがちょっと不思議でした。
それほどメジャーではないのか、それとも他局で出たものは出さない日テレの意地?
 
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