「怪奇現象が起きたら織田信成クンはそれを信じるのか」というコーナーは笑わせていただきました。

その前の有村架純さんも可愛かったのですが、可愛い女性がカワイイのは当たり前ですし、彼女が女優で賢そう(決して織田クンが…ということではありませんがw)なので、どうしてもリアクションを割り引いて見てしまいます。

その点織田クンはタレントですが、本業はフィギュア・スケートの解説者です。

この日もフィギュア・スケートについての偽インタビューに真剣に応えていました。

最初は子供が小さな声で「助けて~」と呼びかけるのですが、彼はインタビューに集中しているのか全く反応しません。
もしかしたら聞こえていたのかもしれませんが、真面目な彼は仕事モードなので(子供の声は)なかったことにしたのかもしれません。

「…選手はゾーンに入ると観客の声もまったく聞こえなくなるので…」
 彼がそう話していた通り、(インタビューの)ゾーンに入った織田クンにはもはや子供の呼びかけがまったく耳に入って来ないようでした。
さすが元選手ですw

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そこで、場所を変えて写真撮影。
白いバックの端から幽霊役の女の子を少し覗かせ、織田クンの背後に子供の姿が映りこむようにします。 
その写真を織田クンに見せると、彼の顔が微妙に強張ります。

多くの人は「幽霊の存在は信じていない」と、言うと思います。
そうは言っても、深夜の心霊スポットに一人で散歩できる人は少ないと思います。
人の心の奥底には未知なるものへの恐怖は常に息づいています。
そして、ちょっとしたきっかけで、その恐怖は膨れあがります。

さっき子供の声が聞こえたような気がする。
この写真に写っている白っぽい子供はいったい…。

こうして、恐怖がじわじわと大きくなってゆきます。
 
いよいよ仕掛けは追い込みに入ります。
突然、部屋の照明が切れて暗闇になります。
部屋に子供幽霊がスタンバイ。
再び照明がつき、織田クンの視線の先に女の子の姿が飛び込みます。

「おぉ…えっ…ちょっう…」と、言葉にならない声を発する織田クン。
この時点の織田クンの表情からは、子供が人間で、これが自分を脅かす悪いジョークなのだという正しい解釈をしていたように見受けられます。

ところが、インタビュアーたちは「何も見えませんけど…」と織田クンを素っ気なく突き放し、平然と仕事を続けようとします。
人間は周りの人間の反応にとても弱い動物です。
もしかしたら、これは…ジョークじゃない…?
ここで半信半疑の気持ちは急速に(幽霊)信の方に傾いてゆきます。

本格的に怖くなってきた織田クンは席を女性インタビュアーのすぐそばに移動させます。
自分の視界に幽霊が入って来ないようにするためと、恐怖を紛らわせるために本能的に人に近寄りたくなったのだと思います。
 
しかし、織田クンの話はもう上の空です。
徐々にこちらに近づいてくる幽霊をちらちらと見て、ついに耐え切れず女性インタビュアーの手首を突然掴みます。 
 「あ、すみません。ごめんなさい」
すぐに我に返って手を放しますが、完全にパニック・モードに入ったようですw
 
どんどん距離を詰めてくる少女の幽霊。
恐怖のあまり、再び女性インタビュアーの腕を触ってしまう織田クン。
世にも珍しいホラー・セクハラですww

「大丈夫ですか?」
(知っているくせに)気遣いを見せるインタビュアーたち。
「だ、大丈夫です」
けなげに笑顔で答える織田クン。
相手に心配をかけまいとする真面目な人柄と怖がりの性格が完全にミックスされて出ていますww

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さらに詰め寄ってくる子供幽霊の恐怖に耐えきれず、ついに織田クンは女性インタビュアーの手首を掴んで「一緒に外に出ましょう」と言い出します。

しかし、この行動を予期していたかのように、ここでダメ押しの仕掛けが…。

ガチャッとドアが開く音で後を振り向く織田クン。
脱出口になる背後の出入り口から、もう一人の少女幽霊が…。

これで織田クンのパニックはMaxに達しました。
「え、ええぇ?…」
と言いながら女性インタビュアーを両腕でしかと掴んで180度回転、そのまま男性インタビュアーの膝の上に崩れ落ちます。
女性インタビュアーは織田クンから体を離そうとしますが、織田クンは女性インタビュアーの両腕をがっちりホールドして離しません。

男性インタビュアーの膝の上に座り込んで、女性インタビュアーの腕を掴んで離さない織田クンは、両親にダダをこねる子供状態でしたwww

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織田クン、可愛すぎますw
想像をはるかに超えてくる織田信成的リアクションでした。